2018年5月 2日 (水)

連休中は手伝い

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デザインを生業にしている次男。
デザイン学校を卒業後も、何処にも属さずフリーの立場。

金のことは話さず、無心もしてこない。
一人暮らしをしているのだから、何とか食えてはいるのだろう。

仕事の内容も殆ど分からないが。
どうも案を考えていることが多いようだ。

週末は必ず遊びに来て、酒を飲み飯を食う。
いつも一人で来るというのが親としては気になるところ。

そんな次男が言うには。
他の仕事をしながらも案を考えることは出来る。
なので、バイト代をくれるなら簡単な仕事なら手伝おう。

都合良く連休明け納品が結構ある。
長男はカレンダー通り休ませて家族との時間を。
次男は私と一緒に仕事だ。

連休中でも問い合わせには応えております。
今日は2件あったがいずれも無理な希望。
それでも出来るだけ相談にはのっている。

問い合わせは下記へ。

tel:0463-84-5541
mail:info@seagullhouse.net

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2011年11月18日 (金)

親族用の米袋

Dsc09996
故郷の親族に、毎年オリジナル米袋を送っている。
デザインは息子が担当。
今年は外国で売るためのパッケージをイメージ。

TPPで米農家は壊滅とか・・・
販売路を海外へ見出そう!!!

Dsc09997
それは兎も角このデザイン。
袋への印刷は普通でも難しいところに、色の掛け合わせが厳しい。
そこをピタッと印刷して満足。

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2009年8月17日 (月)

illustrator

Dsc05624 Dsc05625
この表示板は8年前に当社で印刷し、真鶴港に今も設置されている。
表と裏の写真だが、どっちが表か裏かはどうでもいい。
一寸見には全く同じだが、現在位置の表示が少し違うだけ。

8年前、息子は15歳で中学3年の時。
その息子に、この表示板の原稿を作らせた。

地図の部分は紙焼きされた原稿からスキャンニング。
それをillustratorに取り込み、文字を組み合わせて印刷用の原稿を作らせた。

息子には中学生の時からillustratorを独学で覚えさせた。

と、書いているが、実は強制したわけではない。
少しずつ操作を相談している内に、自然と先に覚えてしまったのだ。

そうなると、私は考えるだけでただ指示を出すだけ。
困難な場面に突き当たると、時間をかけてでも解決するようにと優しく励ます。

ウソ! 実際は・・・

このぐらいお前の頭なら出来るはずだ!
学校の勉強より遙かにためになるぞ!!
出来たら○○円だすぞ!!!

とか言っちゃって、励ましているんだか何だか?
おかげで私が出来る操作は未だに初心者止まり。

少しずつ上達はしているが、困難な場面ではお願いして教えて頂く次第なのだ。
息子の顔色を伺いながら。。。

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2008年12月26日 (金)

アルミ筐体に印刷

ラプラスという、走行軌跡の分析とか何とか。
この開発者が、当社に直接相談に来られたのは3ヶ月前ぐらいか?

内容はアルミの筐体に印刷すること。
小ロット・短納期・低予算と、当社なら全く問題のない相談でスムーズに話は進む。

相談していくうちに、今まではデザインなどへの不満もあるという話になった。
なるほど、この手の筐体などは工業製品の様相が強い。
製品の説明が伝われば十分という認識だろう。

そこに、デザイン性をを加えたら? いや、是非加えるべきだと意見は一致。
筐体への印刷だけの話が、その箱のデザインまで一貫して行うことになった。

Dp3
これが完成品。

デザインは息子が担当し、最小1㎜の文字を完璧に印刷すること。
さらに、印刷色も指定通りに、完璧に再現しろと命じられる。

どちらも当然のことであるが、息子に指図をされるのが少し癪に障る。
そのおかげでか?文句のない仕上りに、依頼者様にも頗る満足していただいた。

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2008年10月30日 (木)

オリジナル米袋

Dsc08412
これは市販の米袋に、オリジナルでシルク印刷したものだ。

Dsc08447
毎年、故郷の親族のために印刷している米袋。
今年のテーマは高級ブランドバッグ風。

Dsc08434 Dsc08430
左は“津軽ロマン”、右は餅米“あねこもち”。

津軽ロマンの印刷色は、真珠のような米のイメージでパール色。
あねこもちの“あねこ”は若い女なので、ピンクパール色。

高級米でなくとも、この袋に入れた時点でブランド米になる。
100枚の小ロットでも注文可能で、因みに100枚で¥21,000-から。
1枚¥210-で高級ブランド米になる。 いかがかな?

さて印刷は、ただでさえ袋物の印刷は面倒なのに、今回の袋には窓がある。
窓の周りの縮みや歪みを考えながらの印刷だ。

袋物を扱う業者がいたとしても、窓付きは請けてくれないだろう。
特にこのデザインのように、窓に添ってパターンがあればなおさらだ。

デザイン担当の息子に注文をつけたのだが、窓に添って抜くデザインになった。
これがまた一苦労で、次回は印刷工程を掲載しましょうか。

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2008年3月 7日 (金)

高級名刺を印刷中

昨日今日と、息子SIKEEDが請けた高級名刺の印刷。

予定より早く素材が届いたが、注文より少なく届く。
他の仕事との兼ね合いで、とりあえず出来る分だけ取りかかる。

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まずは素材のアルマイトのバリ取り後、次に地色をメタリックで全面印刷。
そして文字を印刷して完成。

メタリックで表面が微かにエンボス状になっている。
そこに細かい文字を印刷するのが難しい。

問題点もあったが、何とか完成。
詳細は後日。

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2008年2月17日 (日)

高級名刺のための調色

デザイン部SIKEEDは、高級名刺を制作中。

1ヶ月前からデザインを練り、イメージが固まったところでサンプル製作。

今日は午後から色作り。

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素材はアルミで、まずベース色を吟味。

なにしろ細かく、うるさい。

ほんのわずかな色の差を求め、その都度調色をさせること3時間。

とりあえず3種類のベース色を作り印刷。

この後文字の調色をしたが、同じくうんざりするほど繊細な色の差を求められる。

何とか数種類のサンプルができ、その中から選ぶ。(画像は非公開)

最終的には1案だけ選び、お客様に見ていただく。

楽しみ。

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2007年12月12日 (水)

高級名刺 続き

渋谷セルリアンタワーにオフィスがあるT氏の名刺。
コンセプトは、“職人的な、潔くクールでかつ重厚感”。
これは、相手が名刺を手にした瞬間感じさせなければならない。
今のところ、100パーセントこの目的を達しているとのこと。

渡してまずは、「何故このような名刺を作られたのか」との話題になるそうだ。
やはりそうであろう、最初の話題が肝心なのだ。
まずは本題と関係無いところから打ち解けていくのが良いと思う。
依頼者のT氏からは“完璧”との言葉をいただいており、デザインした息子共々大いに満足している。

常日頃、息子と晩酌をしながら、語り合っていた。
誰でも初対面では会った最初が重要で、インパクトを与えたり、和やかに打ち解けるために特別な名刺を持ちたい人は必ずいるはずと。
たとえ1枚500円・1000円しようと、対価としては安すぎるくらいだ。
と、思える有能なビジネスマンは都内にいるはずとも。
(今回のT氏の物件は、初回200枚 デザイン料込み ¥200,000-)

私のような古い職人には、現在の顧客が全てで、新しい顧客というのはその紹介ぐらいしかなく、このような世界はまた極狭い。
T氏の様な方との接点は期待できるはずも無い。
しかし、息子が作ってくれたWeb環境のおかげで、新しい顧客も出来ている。
昨今まではあろうはずが無い接点が出来たわけで、そのおかげでT氏からの依頼が来たわけだ。

もっとWeb環境に力を入れたいと思うが、私だけではちょっと・・・

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2007年12月 9日 (日)

高級名刺

20年前に独立したころから、独自の名刺を持っていた。
その時々に関わっていた素材を利用しては、様々な名刺を配っている。
最近になって面倒になり、紙製を持っていたが、息子がデザインをするようになってまた独自の名刺を作っている。

思うに、名刺にこだわる人は少ない。
しかし、独自の名刺を持ちたい人はいるはず。
以前にも書いたが、初対面で、まず名刺の話題で打ち解けられたら・・・
その効果たるや、1枚あたりどれだけに換算すればいいのだろうか?
たとえば、1枚1万円の名刺でも、商談が大きなほどそのコストは低くなる。
数億のビジネスに、数万円でご挨拶がスムーズに乗れたら・・・
名刺こそ重要なビジネスツールではないか。

ま、常に億単位のビジネスに関わっている人などに、当社では関わることは無いのだが、デザイン部SIKEEDにそのような方から名刺の依頼が来た。

当社デザイン部SIKEEDでは、高級名刺をデザイン製作するとGoogleに広告掲載。
と、2件の受注があった。
先に来た1件は以前書いたこの記事

もう1件はとりあえずの分を納品し、残りを只今製作中。
詳しくはSIKEEDのブログを見ていただきたい。

さてこの1件は、依頼者が相当の人物らしい。
渋谷のセルリアンタワーにオフィスをかまえるコンサルタントT氏で、航空会社JALや、IT企業ライブドアー社の建て直しに加わった方らしい。

最初の納品で、“職人的な、潔くクールでかつ重厚感”のある、まさにそのものの出来上がりに非常に気に入っていただき、真っ先に渡した相手がそのIT企業の現社長だったそう。
その現社長曰く、「カッコいいね!でもこれ硬い!」だったんだそう。

この週末は、残りの名刺を製作中。

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素材は黒のアルマイトだが、バリ取りされた状態で当社に納品されたものの、バリの取りすぎで、縁にアルミが見えてしまっている。
さらに当社でこの部分を削る。
この仕事に手間がかかり、印刷時間より多くかかる。

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印刷は表裏各2色で、ロゴの白は2回刷り。

かくして1枚あたり500円相当の、インパクトある名刺が完成。
この500円は高いと思いますか?数千万~数億のビジネスに500円は?
むろん、渡す相手はそれ相応の方のみで、受付嬢などには紙製を用意しておけばいいが、受付嬢を落とすのも500円で出来たら・・・

(500円は製造単価で、別途デザイン費がかかります)

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2007年11月28日 (水)

特殊な名刺

息子は名刺のデザインも手がけている。
しかし、普通の名刺は手がけていない。(予算があれば手がけるが)
自身のHP(SIKEED)で、高級な名刺を手がけると掲げた。

ここ秦野あたりでは、名刺に金をかける人はいないだろう。
しかし、都内なら必ずいるはずと思っていた。
と、ある方から依頼が来た。
やはり都内の方で、年明けには新会社を設立する予定だと。

依頼はロゴと名刺のデザインで、予算は10万らしい。
名刺は紙製の予定だったらしいが、初めてのお客様だから特別の素材で、しかもシルク印刷で作ることにした。
もちろん紙製の予算しかないのだから、シルク代はサービス。

Dsc07011 Dsc07012

まだ依頼主の会社が始動していないので、はっきり公表できないがこんな感じ。
素材は、白の塩ビ0.7ミリにマットの白を両面ベタ印刷。
さらに、表は3色・裏が4色で200枚。
時間から換算すると、1枚300円になるのだが、この1枚300円が高いか?

以前にも書いたが、数百万・数千万の可能性がある相手に、特別の名刺で初対面の挨拶に臨んでみたら?
相手が名刺を手に取り、興味を示して会話が出来たら・・・
300円なんぞ安いものではないか!1000円だって惜しくないはず。

さすがに都内には、このような名刺を望む起業家がいるのだ。
まだ公表できないが、さらに予算をかけた名刺を作成中でもある。

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