2024年12月 6日 (金)

 黒地に鮮やかな色を

0932
  
という要望があったと相談がきた。
それは無理というもの。
印刷関係者なら理解できるが。
一般の方はそれが分からない。
  
それを理解してもらおうと。
黒地と白地に同じ色で印刷。
これで理解してもらうようにと。
担当者に渡したら白地に決定。
  
今年も残すところ3週間ほど。
今のところ大きな動きはなし。
それなりの予定は入っているが。
休日返上までする事は無さそう。
  
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2024年11月22日 (金)

固くなったインク

0920
  
数年経過した60Aのインク。
使い切るには10年以上もかかるか。
たとえ古くとも密着するなら使える。
  
しかし、経過とともに固くなる。
そうなると希釈しても溶けにくい。
昔の基本は湯煎で希釈だったけど。
それでも中々溶けないものだった。
  
で、現在はというと。
レンジでチン!
軽く温める程度で良し。
今のところこれしかやったこと無くて。
他のインクでは分からない。
  
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2024年5月30日 (木)

使いやすいインク

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50年ほど前に印刷業者へ就職。
その時は住友3Mのシート印刷専門。
インクはその3M社製だけ。
  
独立してから様々な素材を経験。
最初はアクリルや塩ビ。
さてどんなインクが適しているやら。
  
セイコーアドバンスのカタログでは。
アクリルは2500、塩ビはLOVが定番。
資材の営業もそれが普通と言う。
  
ところが両方とも非常に使いづらい。
乾きやすいので版が目詰まりする。
特に細かい印刷をしていたので。
これには随分長い事苦労した。
  
その後SG740というインクを知る。
このインクを使うやそれが一気に解決。
さらに紙や金属にも対応出来る。
  
おかげで作業時間は短縮。
版の乾きというストレスからも開放。
仕事は一気に楽になった。
以後、2500もLOVも使用していない。
  
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2024年4月 8日 (月)

30年使った

0410
  
製版で露光後の水洗いをする桶。
30年前にコンパネで作った。
防水もしっかり行ったが。
30年も経てばかなり劣化している。
新しいのを作ろうと、感謝しながら解体。
  
都合よくこのところ忙しくない。
コンパネも丁度いいのがある。
ほぼ同じような作り方。
  
以前と違うのは。
水漏れ防止のパテを塗った上に。
MS8のメジュームを厚く塗った。
MS8は屋外看板用のインク。
この先30年以上は使えるだろう。
  
だけど、30年後の息子。
まだこの印刷をしているのかなあ?
  
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2024年4月 2日 (火)

経験を積めば

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この印刷は5〜6年ほど前。
息子はまだ初心者の時あたり。
色々とアドバイスするも滲みが出る。
  
ずいぶんと間が空いたけど。
先日全く同じ印刷が入ってきた。
今度は滲むこともなく完了。
いつの間にか上手くなっている。
  
この印刷の上手なやり方など。
言葉で教えようがない。
経験を踏んでこそ上手くなる。
  
年度が変わって4月。
今のところボチボチ。
  
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2024年3月21日 (木)

パイプに印刷

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直径15mmと5mmのパイプに印刷。
当社では最大1mの長さまで対応可能。
  
以前は医療用パイプを手掛けていた。
10mm☓1mで通常のパイプとは少し違う。
仕上がり精度は厳しくストレス過剰。
心臓疾患発覚を機会に止めた。
  
特殊なパイプで印刷は非常に難しいが。
画像のような普通のパイプなら話は別。
割と簡単にできるのでストレスもない。
残念ながら今のところ注文はない。
  
パイプ状であれば素材は何でも。
相談だけでも遠慮なく。
  
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2024年1月22日 (月)

TAKACHIの筐体へ印刷

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この筐体はザラッとした質感。
そこに細かい文字を印刷するが。
滲まずに刷るのはかなり難しい。
最小の文字は1mm。
  
黒地に赤印刷も難しい。
この場合は2回刷り。
1回印刷して乾燥させ。
その上にまた1回印刷。
  
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2023年9月22日 (金)

チャック袋にメタリック色

7743
  
時々リピートが来るチャック袋への印刷。
これまでは一般的な色で7色。
今回は同じ色味でメタリックの依頼。
  
ゴールド系やシルバー系はよくあるが。
通常色のメタリック依頼は殆どない。
それでも経験はあるので問題はない。
量産前に一応色味の確認をしてもらう。
  
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2023年8月25日 (金)

あら剥がれた

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チャック袋に60Aのインクで印刷。
100枚印刷し、念のため密着テスト。
そしたら何と剥がれるではないか。
  
溶剤で拭き、また印刷すると今度は密着。
どうやら袋の表面に問題がある。
おそらく製造工程で何かが着いたのだろう。
  
問題があったのはこのサイズだけ。
他のサイズは問題なかった。
量産前のテストは必ず行わなきゃね。
100枚は全て落として再印刷。
  
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2023年8月23日 (水)

重ねが入り組んで

7707
  
この看板は15年ぐらい前からかな。
ちょくちょく来ていたけど。
今回は5年振りぐらいになる。
  
随分長く続いていたから。
版とポジフィルムは保管していた。
でも引っ越しの際に思い切って処分。
そういうときにまた来ちゃうんだな。
  
この看板は色分けが難しい。
重ね部分が入り組んでいるからだ。
最初に作った時、簡単な重ねは出力。
面倒な部分は赤ネガフィルムを切り貼り。
実にアナログな作業。
  
それを今度はIllustratorで色分け。
これがまたかなりの難作業。
一部分だけ重ねを作ったりするのは。
印刷を知らない人にはちょっと無理か。
  
何とか色分けを行って出力してみると。
やはり重ねが出来ていない部分もある。
まあ、そこは印刷技術で何とかなった。
  
また注文が来るのは5年後か?
その時はもう請けないだろうな。
  
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