« コロコロテープのケースにも | トップページ | 不織布バッグ »

2017年10月14日 (土)

20年振り

2402

20年程前は建築サインの印刷で忙しかった。
長男はまだ10代の頃で、ちょくちょく落版をさせていた。

その頃使用していた版は660×760と760×860サイズ。
概ね2週間で30版ほどを、1版500円で落反させたものだ。

その後はバブル崩壊と共に借金を背負い。
その元凶であった建築サインも来なくなる。
息子に頼むまでもないことになってしまった。

落版自体その頃と何も変わっていない。
改めて教えることもなく、すんなり任せる。

話は変わるが、その20年ほど前の嫌な記憶を。
また思い出させるような事が先週あった。

独立して10年ほど経った頃。
当時の仕事は7割ほどを1社から請けていた。

依頼主も下請けという認識だっただろう。
パワハラ的な扱いを受ける事は良くあった。

その頃は嫌でも仕方なく請けるしかない。
そこを蹴ったら最早食っていけないからだ。
なので、絶対にミスは犯すまいという心構えでいた。

そこが倒産し借金を背負い、新たな依頼を求め必死に。
その後の10年は思い出したくないことも多い。

その思い出したくない事の一つに。
頼んでいる側だと偉ぶるパワハラがある。
乱暴な口ぶりや嫌がらせ的な事。

仕事が少ない上に借金を抱える身。
嫌な奴だからと、断る事など出来るはずもない。

我慢しながらも、いつかはこっちから切ってやる。
と、心に誓い、兎に角ミスは起こさないよう心掛けていた。

それから今まで、当社から断ったことは数件ある。
理由は様々だが、共通しているのは概ね。
やはり頼んでいる側が強いという意識だろう。

この前の件は、見積時と注文時の数が違ったこと。
当方の確認ミスで、不足分は直ちに印刷し翌日に納品。
その点、重大な迷惑をかけた訳ではない。

なのに、依頼側の担当は電話でパワハラ的な言動。
面識のない若い担当だが、口振りは随分偉そうだった。

実はそこから直接依頼されていた訳ではない。
当方に依頼した方は、メールなど出来ない環境。
やむを得ず、連絡だけは件の担当と直接やり取りをしていた。

だから、そもそも当方に直接文句を言ってくる筋合いではないのだ。
当方は収まるまで低姿勢でいたが、収まるや直接の依頼者に。
今後その関係者の分は全て断ると伝える。

そうしたら翌日、その担当から謝罪の電話。
しかし、話すまでもないと断り、直ちに電話を切った。

長い話しになっちゃいました。
嫌な依頼主とは、我慢してまで続けないように。
心当たりのある方は努力しましょう。

シルクスクリーン印刷、パッド印刷。
小ロット名入れなど問い合わせは下記へ。

tel:0463-84-5541
mail:info@seagullhouse.net

|

« コロコロテープのケースにも | トップページ | 不織布バッグ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 20年振り:

« コロコロテープのケースにも | トップページ | 不織布バッグ »