ブックカバーは木
昔、肉や魚などは経木で包んでいた。
経木とは木を紙のように薄くスライスしたものだ。
今回の素材はその経木よりやや薄い。
あるこだわりの木材業者がブックカバーを作るのだとか。
問い合わせがあったのは2ヶ月ぐらい前になるか。
それから相談し、サンプルを提出しながら量産へ。
ところが、サンプル時と量産の素材が違う。
サンプルでは表面が滑らかで良質。
量産の分はザラザラに細かい溝など。
どう印刷しても綺麗には行かない。
問い合わせたところ全く違う素材だったという事が分かった。
この薄い紙状の木。
実際はそのままでは使用出来ない。
直ぐ割れてしまうからだ。
そこで表面にPPを貼る。
完成品は両面にPPを貼るが、その前に片面だけ貼り。
裏の木部分にロゴを印刷して、その上にまたPPを貼って完成。
という手筈だったが。
どう頑張っても綺麗な印刷は出来ない。
なのでPPの上に印刷することを提案。
それしかないという事でPP上に印刷した。
この方が印刷する側としては楽。
だが、やはり木に直接印刷した方がクオリティは高い。
残念だがこれは仕方が無い。
木製品などへ印刷可能です。
問い合わせは下記へ。
tel:0463-84-5541
mail:info@seagullhouse.net
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