MS8と硬化剤
アルポリ屋外看板100枚。
黄色ベタ抜きに赤と黒の印刷。
インクはMS8。
実は、このインクはあまり好きでない。
硬化が速く、版乾きも速いから。
更に、屋外看板は大きいサイズが多い。
この看板はA3程度。
A3が大きいと言えるかは、座って出来るかどうか。
手動で印刷するには立たないと非現実的。
当社の基準は座って出来るかどうか。
さて、インクと硬化剤だが。
比率は主剤100に対して硬化剤10。
これで普通に希釈すると、かなり速く版が乾く。
そこで当社では。
主剤100に対して硬化剤は8程度。
遅緩溶剤を多くし、かなり薄めに希釈する。
既に希釈して作っているインクはどうするか。
白や黒なら缶からそのまま使えるが。
調色は希釈しなきゃ作れないのだから。
この場合は一々計って作るのは非現実的。
オフセット印刷とは全く異なるのだから。
当社の緩く希釈した場合は2割程度が溶剤と計算している。
希釈インク100に対しては主剤が80。
80×0.8で6.4だから、まあ6〜7程度。
最近は屋外看板でも数が少ない。
10枚程度ならあまり気にしなくても良いが。
100枚以上になればかなり“硬化的”だ。笑
屋外看板は積極的に請けていませんが。
問い合わせは下記へ。
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