年金

お恥ずかしい話しですが。
60歳を過ぎても年金の支払いが300ヶ月に達していなかった。

バブル後に、頼りだった取引先が倒産。
多額の借金を抱え、支払えない時期が長かったから。
それでも何とか頑張り、先月ようやく300ヶ月に達した。

社会に出て10数年は厚生年金。
その後独立して国民年金。

国民年金の受給は65歳から。
繰り上げ受給は60歳から可能だが、受給額が少なくなる。

対して厚生年金は60歳から丸々受給出来る。
ただし、厚生年金と国民年金で300ヶ月が必要条件。
300ヶ月に達すると、まず厚生年金分は受給出来る。

若い頃の掛け金では貰う額も大したことない。
それでも貰えるものは貰わなくては。
と、手続きをする事にした。

そこでついでに、国民年金の繰り上げ受給を調べてみた。
60歳から貰うとすると、65歳から貰う額の70％。
61歳からなら76％、62歳からなら82％、63歳88％、64歳94％。
65歳で満額の間、月単位で0.5％ずつ増える。

さてさて、60歳から貰う人と65歳から貰う総額の違いは？
何歳から貰っても、概ね75歳ぐらいの時点でほぼ同じ。

75歳以上生きる人は65歳から貰うと得をする。
その前に寿命を終える人は60歳から貰った方が得となる。

さて、私は何歳まで生きられるだろうか？
たぶん、家系からして80歳以上は生きられそうだ。
それなら65歳から受給した方が得。

しかし！！！
人間、いつ何時何があるか分からない。
例え75歳を超えても、62歳7ヶ月の私ではその差数千円。

なら早いほうが良さそうだ。
どうせ年金だけで食う事は出来ない。
死ぬまで働き続けなきゃならんから。

もし80歳まで生きて働けなかったら。
その時は少し悔やみましょうかね。笑