急ぎのサンプル
お客様はネットで、急ぎで請けるという当社を探し出した。
電話で問い合わせしたその日にデータが入稿。
そして翌日にプレートが届き、直ぐさま印刷し、即日発送。
このお客様は今まで、このようなサンプルで困っていたそうだ。
コストが高く納品まで遅い。
今の時代、サンプルなどは速いほうが良いに決まっている。
サンプルに1週間も10日も掛かっていては、決まるものも決まらない。
おまけにこの件では、一般の同業者ではおそらく難しい事があった。
それは色合いで、一応DICの指定はある。
だが、エンドユーザーの意向はDICでは表せない。
・・・のような、・・・な感じで、さらに・・・という曖昧な意向。笑
工業系の印刷屋では、その指定通りに色を作る事しかできない。
曖昧な表現での指示では、その色合いを出せる訳がない。
この点当社では、美術系のお客様が多い。
美術系のお客様は、色合いなどの望みが様々。
DICやPantoneは単に指標という事も多い。
この件でも、DICはあくまでそのような色具合という事。
エンドユーザーの意向を汲み、似て非なる色合いを出した。
結果、思い通りの色合いと喜ばれた。
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