パッド印刷用インク
今のところ、シルク印刷用のインクでパッド印刷もしている。
クレームがつく事も無く、何とか商品にはなっているようだ。
それでも今一つしっくりこない点もある。
そこで、パッド印刷用インクならそんな点も解決できるのか。
と、取りあえずサンプルを取り寄せてテスト印刷。
まずは77PDの容器を空けてみると、かなり臭いがきつい。
これは作業環境としては問題がありそう。
取りあえず硬化剤を入れ、標準溶剤で今行っている感じに希釈。
押してみると・・・
パッドを動かす間に乾いているようで、さらに希釈。
かなり緩くした感じで何とか行ける。
ただ、パッドへのインク残りは無く、この辺は専用インクか。
でも何かしっくりこない。
また、パッド用インクはスクリーン印刷にも使用できると記してある。
シルク屋だからして、当然試してみる。
まずは通常感覚で希釈して刷ると。
1枚目(左)はしっかり刷れている。
が、直後に2枚目(右)を刷ったものの、小文字は全て無し。
さらに希釈しても2枚目はこの通りの版乾き。
確かに、1枚ならシルク用インクとしても使用可能だ。
が、量産となるとどうか?
弛緩溶剤でテストしていないから断言はできない。
尤も、この臭いだけでも量産向きではないだろう。
癌との関連?
使用量と環境の問題が第一か。
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