« 2009年 | トップページ | また訪問客 »

2012年6月13日 (水)

パッド印刷用インク

609_1
今のところ、シルク印刷用のインクでパッド印刷もしている。
クレームがつく事も無く、何とか商品にはなっているようだ。
それでも今一つしっくりこない点もある。

そこで、パッド印刷用インクならそんな点も解決できるのか。
と、取りあえずサンプルを取り寄せてテスト印刷。

まずは77PDの容器を空けてみると、かなり臭いがきつい。
これは作業環境としては問題がありそう。
取りあえず硬化剤を入れ、標準溶剤で今行っている感じに希釈。

609_5
いつもと変わらぬ感じで。

609_6
押してみると・・・
パッドを動かす間に乾いているようで、さらに希釈。

609
かなり緩くした感じで何とか行ける。
ただ、パッドへのインク残りは無く、この辺は専用インクか。
でも何かしっくりこない。

また、パッド用インクはスクリーン印刷にも使用できると記してある。

609_2_2
シルク屋だからして、当然試してみる。
まずは通常感覚で希釈して刷ると。

609_3_2
1枚目(左)はしっかり刷れている。
が、直後に2枚目(右)を刷ったものの、小文字は全て無し。

609_4_2
さらに希釈しても2枚目はこの通りの版乾き。
確かに、1枚ならシルク用インクとしても使用可能だ。

が、量産となるとどうか?
弛緩溶剤でテストしていないから断言はできない。
尤も、この臭いだけでも量産向きではないだろう。

癌との関連?
使用量と環境の問題が第一か。

|

« 2009年 | トップページ | また訪問客 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パッド印刷用インク:

« 2009年 | トップページ | また訪問客 »