パッド印刷開始
(株)安心堂製のパッド印刷機が届いた。
手動の機械ではあるが、安心堂さんも言われているように道具だ。
素人でも直ぐに使えるほど基本操作は簡単。
しかし、使いこなすにはそれなりの技量が必要だろう。
この道具の商品名は“なんでもくん”
“なんでもくん”は既に相当量が出ているそうだ。
これが何号かは知らないが、ここでは“甚五郎”と命名。
名に恥じぬ名人を目指そう。(あくまで目指す!笑)
さて、まず一番にすることは、製版の露光時間を調べる。
焼き付けは自前の露光機を使用するので時間が判らない。
露光時間を変え、5枚ほど焼いて良さそうなのが出来上がった。
次は実際に印刷して完全に出来ているか確認。
自前のインクでも大丈夫なのか?
それも一緒に確認。
作った版は、0.15ptの細い線を1㎜間隔で並べた格子模様。
取りあえずシルク印刷感覚でインクを用意。
すると、1回目は出力した通りに出るが、次第に薄くなる。
インクが少々硬いようで、遅乾溶剤を入れると解決。
8回連続で刷っても(押すと言うのか?)問題無し。
なのだが・・・ 今一つ不満足。
自前のポジ出力にも問題あるし、今日はこの辺で止めとくか。
と思ったが、帰るにはまだ時間はある。
どこに仕舞ったか?イメージセッターで出力したフィルムを探し出す。
露光ももう少し長くしてみる。
と・・・
アクリルに10回連続で押してみても、かすれもしないし糸も引かない。
版とインクはこれで行けるだろう。
さあ、明日は曲面に印刷だ!!!
という時に急ぎの依頼が入る。
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