データが・・・
お客様からデータが送られてきて、確認しましたと返信する。
だが、そのデータの内容は、詳細に確認している訳ではない。
今回は(株)の、左()が抜けているという事があった。
昔、ポジフィルムを自分で現像していた頃は、修正などで1字1字確認した。
それ故、誤字脱字などはかなり発見できたものだ。
昨今はフィルムも出力期で簡単に出せ、詳細に確認する必要がない。
ゴミや汚れなどを全体的に眺める程度だ。
ということで普通に製版し、さあ印刷という段階でこれに気がついた。
印刷後でなくて良かったが、これで仕事はストップ。
これがもし、製版まで外注ならそのまま版は出来てくる。
印刷者がパートのお姉ちゃんだったりすると、そのまま印刷されてしまうだろう。
納品後に気付き、責任は何処に?という事になる。
当然、データ制作者と発注側の責任者だ。
ただ、発注側によっては、この程度を印刷しながら確認できないのか?
などと宣う輩もいない訳ではない。
しかし、気がついたとしても既に版は出来ている。
そこまででも出費になってしまっているのだ。
幸い当社は自社で製版している。
それでも経費と労力は当然ながら出費なのだが、まあそれはそれ。
お客様へのサービスとして、恩着せがましく版を作り直す。。。
注:恩着せがましくは冗談冗談。笑
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