製版だけの注文 続編
前回は特別に製版だけの注文をお請けした話し。
納品後、直ぐにお客様は印刷をしたそうだ。
大方は問題なく終わったが、少々不具合があり、印刷の仕方などを問われた。
ここで気がついたのは、お客様が使用しているインクのこと。
聞いてみると、水性インクを使用していたのだ。
なんと、作って渡した版は油性インク用!!!
それでも、油性用で水性インクも使用できる。
が、少量を極短時間で行わなければならない。
水で何度も拭いているようでは、幕が溶け、ボロボロになってしまう。
お客様は油性インクも使用していたが、水性インクの方が色々と楽なのだそうだ。
確かに、水性はインクだけ用意すれば溶剤は水で良い。
油性だと、インク用と洗い用の溶剤を用意しなくてはならない。
それを話していなかったと、お客様も恐縮。
今回はこれで良しと言っておられたが、また使うこともあるだろう。
水性用乳剤を求め、再度製版してお渡しした。
やれやれ。。。
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