乾燥
1ヶ月の予定で取りかかっている物件も、印刷は明日の昼で終わり。
その後はシールを貼り、紙を挟んで梱包発送。
この物件を使用するのは、4月からが半分と秋になってからが半分。
ここで気をつけたのが乾燥だ。
4月からの使用分は保管が1ヶ月。
秋からの分は半年以上も梱包状態で保管されることになる。
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随分前の話。
当時、アクリル関係は蒸発型のインクを使用していた。
印刷したアクリルを、サンプルとして数枚重ねてビニール袋に入れて保管。
1年後に手にしたとき、アクリルが少し変形していた。
これは完璧にインクが乾燥していなかったからだ。
残った極わずかな溶剤分が徐々に蒸発し、アクリルを変形させた。
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今は2液で硬化するインクなので、蒸発型とは訳が違う。
通常は印刷してから温風をあてて乾燥、翌日には梱包発送しても問題ない。
それでもこんな経験から、長期保管の場合は特に乾燥時間を長くする。
今回は大事を取り、乾燥に2~3日という時間をかけている。
この乾燥の間、別な物件を手がける事になる。
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