紙への印刷の前に 続き
紙は印刷する前に、作業場の環境に同調させる。
そうすることによって伸縮を抑え、シビアな合わせに対応できる。
その後で印刷したのがこのカード類。
1色刷と2色刷があるが、右上の2色刷でさえシビアな合わせはない。
なんでそこまでするかというと。
実はこの印刷、各色が全て2回印刷してある。
1回刷っては乾燥させ、さらに同じ色でもう1回刷り重ねている。
たとえ同じ色で刷り重ねても、微妙な伸縮があれば2度目はずれる。
そうなると細かい文字は太く印刷される。
それを防ぐための措置なのだ。
さてこのカード類は、Bob Foundation様からの依頼。
このお客様は、デザインの現場今月号の表紙を飾り、特集が組まれている。
そこには何と、当社の事も紹介されているのだという。
もちろんその雑誌を注文しているのだが、今日は届かなかった。
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