急ぎの相談 続きの続き
仲間が受けてくれた急ぎの物件も、今日無事に引き渡したようだ。
今回の件で問題があったこと。
それはPhotoshopで作ったデータをそのままillustratorに貼り込んであることか。
インクジェットではそのまま写真のように出力出来るのであろう。
しかし、シルク印刷では問題になることが多い。
詳しくないので多くは語れないが、2つほど。
一つは、線などのエッジが甘い。
シルク印刷はポジフイルムを作る段階でシャープな線を求める。
Photoshopの画像を拡大すれば判るが、エッジは大体ボカシたように見える。
このボカシが広い範囲だと正確な太さやシャープな線にならない。
そこで、トレースをしてデータを作り直す事になるのだ。
もう一つ。
黒ベタが甘いときも多く、甘いというのは薄いということ。
そのままポジフイルムを出力すると黒ベタが薄く出て、製版で失敗することになる。
この場合もPhotoshopの段階で黒を濃くしなければならない。
と、データを作り直すことになったので、見積もりよりは少々高くなったそうだ。
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コメント
お久しぶりです
以前、製版時に乳剤を何回重ね塗りするかで質問させていただいた、rey_minaseです(ちなみに男です(笑
ベクターとピクセルの違いですね
以前自分も印刷会社に印刷を頼んだ際、一度失敗した経験があります
黒ベタが甘くなるのも、経験済です
時間がなくて慌ててたので確認せず製版の準備をしてしまって、さぁ!やるぞという時に気づいて、途方にくれた覚えが…
さて、この場をお借りしてまた質問をさせて頂きたいのですが、最近本屋で版画に関する本を見つけまして、その本のシルクスクリーンの項で、「絹布再生液」というものの存在を知りました(私たちの部では、今まで解版時には剥離剤(落版剤?)による掃除のみだったので
本によると、解版後に布に含ませた再生液でスクリーンを拭き、スクリーンが綺麗になった後に水洗いして解版終了、とのことでした
この、「絹布再生液」というものの効果を教えていただけるでしょうか?
私事ではりますが、解版剤の値段が上がったりと、最近何かと懐に厳しい状態が続いていますので、この再生液でスクリーンの寿命が延びるのであれば、願ったり叶ったり、なのです
それでは毎回質問ばかりですが、よろしくおねがいします
投稿: rey_minase | 2009年11月10日 (火) 03時55分
minaseさん、男か・・・笑
北海道、やーー寒いんだろうなあ。
青森生まれなんですけど、寒いのは嫌いです。笑
さて、その本はいつの時代の本なんでしょ?
大体・・・
急ぎの仕事があるので、これに関しては後でブログネタにしましょう。
投稿: シーガルハウス | 2009年11月10日 (火) 09時17分
えぇ、男でございます(笑
初雪も降り、朝布団から出るのが辛くなってきてます
amazonで調べたところ、2007年発行の書籍でした
http://www.amazon.co.jp/%E7%89%88%E7%94%BB%E2%80%95%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E6%8A%80%E6%B3%95%E3%81%A8%E8%A1%A8%E7%8F%BE-Art-Adventure-%E5%B2%A1%E9%83%A8-%E4%B8%87%E7%A9%82/dp/4892570532/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1257833600&sr=8-1
あまり一般的ではないのでしょうかね…
投稿: rey_minase | 2009年11月10日 (火) 15時41分
ほう、最近の本なんですね。
昔から今に至る技法の変化でも書いてるのかな?
質問は昔の技法らしいよ。
後でね。
投稿: シーガルハウス | 2009年11月10日 (火) 15時51分