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2009年3月31日 (火)

3月も終わり

今月は後半の売り上げが伸びず、終わってみれば平均的。
3月としては過去にない低調さだ。
これも、世間の不況風の影響か?

隣は輸出関連の電気製品を作っている会社だ。
輸出はパッタリと止まっているのだそう。

お向かいは電機部品の組み立て関係。
昨日と今日は操業していない。
明日も?

長男の仕事は金属加工。
週休3日になった。

家人はパート。
1日2時間短縮。

そんな中で二男だけは忙しく(今だけ?)デザインや原稿制作を数件抱えている。

昨日はある有名企業のオーナーが起こす別会社のロゴマークが通った。
ほとんど誰でも知っている企業のオーナーだ。
いずれ公開できるだろうが、許可されるのが待ち遠しい。

さて来月は?

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2009年3月30日 (月)

お寺の御札を印刷 2

今回は御札の印刷で難しかった部分の話。

Photo_3 1_2
この御札の黒と黄色の縁取りをしている銀の線。
黒の周りは1pt(約0.35mm)、黄色の周りは2pt(約0.7mm)の銀の線。

黒や黄色は、この銀の線の真ん中に入る大きさになっている。
線の太さの中にベタ色が入れば良く、0.3mmまでずれても良い。
しかし同じように4色があり、一度ずれたら全て同じずれにしなければならない。

理論的には可能だが、実際はきっちり銀で抑える事はほぼ無理。
ほとんどはベタ色がはみ出し、反対側は線と重ならない。
そうならないためにはきちんとした位置合わせが必要。

その位置合わせの方法。

2_2 3_2
各ベタ色を印刷する前に、先に線を別な紙などに印刷しておく。
銀でも良いし、見やすいように黒でも良い。
これを数枚用意しておき、その上にベタ色を印刷する。

4_2 5_2
出来るだけ線の真ん中に入るように微調整しながら印刷する。

6_2 7_2
この青は0.1mmほど右にずれているので調整。
と、このように5色を印刷し、その上を銀の線が各色を抑えていれば成功。

この0.1mmに対する精度の高い印刷は、その日の内に終わらせるのが望ましい。
なぜなら、紙は湿度で伸縮するから。

晴れた日に工程の途中で終わり、次の日が雨だったりすると紙は伸びる。
逆に雨の日に途中で終わり、次の日が晴れだと紙は縮む。
こうなれば、どこか必ず合わないところが出てくる。

今回は200枚ずつ2回に分けて印刷した。
最初の200枚はその6工程に8時間、2回目は7時間でミスは無し。
休み時間も取らず、根を詰めての作業はまた、職人冥利に尽きるものだった。

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2009年3月28日 (土)

お寺の御札を印刷 1

横浜のお寺、普門院様から御札の印刷を依頼された。
このような御札を印刷してくれるところをネットで探していたそうだ。
そして当社のブログを見て、ここならば相談にのってくれると思われたのだそうだ。

御札は和紙に7色印刷で、顔料の質感を求めておられた。
が、その質感がシルク印刷で叶うものなのかは分からない。
まずはサンプルを印刷して見ていただいたところ、まさのこの質感だったようだ。

サンプルを確認していただいてから、正式に受注。
受注後、実物サンプルで色などを確認後、本印刷に入る。
これが7色9工程という、今時めったにない多色刷り。

1_2 2_2
左は黄色・青・赤・黒・白と、5色を刷った段階。
右は、その色の端を銀で抑えた段階で、ここまでの6工程が難しい。

3_2 4_2
7工程の赤と、8工程の黒は3・4工程と同じ色だが、重ねの具合で2段階になる。

5 6
最後の9工程は金色を印刷。

思わず手を合わせてしまうような御札が完成。
納品後、普門院様には大変満足していただき、職人冥利につきる喜び。

次回もまたこの御札の話。

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2009年3月26日 (木)

ダンプラに印刷

様々な素材に印刷しているが、ダンプラは初めて。

Photo_2 1_2

ダンプラの問題点は表面の凹んだ溝。

2_2 3_2

普通に印刷するとその溝にはインクが入らない。
これはこれでその素材の味を出しているのだから、雰囲気が出て良い。

と、思うのはこっちの都合で、相手は自治体だからそうは行かない。
インクが入らないところには、筆でタッチアップしなければならない。

それを避けようとインクが多く出るように印刷すると、溝に多く流れ出る。
また、溝の位置は1枚ずつ違う。
流れでない程度に印刷しても、次の板の溝位置があわないとまた流れ出る。

色々考えながらも、良い結果を出した頃は終わり。
次回はもっと上手く行く。

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2009年3月24日 (火)

袋から出す作業

当社が印刷を施す素材には、一般向けに市販されているものは少ない。
大抵、素材のみを預かって印刷する。

たまに、一般に市販されている素材が来ることがある。
その市販されている素材は、ほとんど袋に入っている。

Dsc03535 Dsc03536
このクリアブックは100円ショップで買い求めたらしい。
表紙に印刷をしたのだが、印刷自体は何の問題もない。

問題は、1刷ずつ袋から出す作業で、以外に手間がかかるものなのだ。
通常当社の見積もりには、袋から出す作業の時間は考えていない。
ただ印刷するのみの時間から印刷単価を設定している。

破って捨てて良いものならまだ楽だが、また再使用となるとさらに面倒だ。
へたをすると印刷時間よりかかったりすることがある。

ま、最近は事前に確認するようにしているが、たまにこんな事がある。
たまにだからいいけど。

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2009年3月23日 (月)

エコな印刷

先週のこと。

ある、エコ関係の方が当社を訪問。
エコに関わる素材を持ってきて、それに印刷テスト。
テストは問題なく終わり、今後受注に繋がりそう。

その方はシルク印刷のことを全く知らない。
一通り説明して、テスト印刷を実演して見せる。

この時、その方が言うには、「エコな印刷ですねえ」

確かに、小さな工場で、使用するのは少量の電気とインク。
印刷はひたすら人力のみ。

そうか・・・ エコ印刷か。
印刷している私は・・・エコオヤジ?
(文字を打つときに、ロの字を打たないように気を付けなきゃ)

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2009年3月21日 (土)

USBメモリーに印刷

Dsc03279 Dsc03286

2ヶ月ほど前、USBメモリーに名入れの仕事があった。
このような名入れは、ある程度の数があれば中国で生産時に印刷まで行うらしい。

しかし、その印刷精度は良くない。
この時は中国で印刷した文字が潰れているから、新たに印刷したいとのこと。

販促品なれど相手は大手企業で、さすがに納品が躊躇われるものだったらしい。
そこで当社に依頼。
かなり細かい文字であったが、当社では何の問題もなく印刷、そして納品。

画像は文字の一部のみ公開。

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2009年3月20日 (金)

色合わせ

1
プレートの右下部分に、追加情報をステッカーで貼る。
そのステッカーの地色を、プレートの地色に合わせて印刷する。

依頼は簡単に言ってくるが、そのプレートは他社が印刷した物件。
素材も違えば印刷インクも違う、完璧に合わせることは不可能。
出来るだけ近づけるよう調色する。

下地の色はグレー。
白・黒・黄・赤・青の5色を混合して作る。

2 3
まずは大ざっぱなところで試し刷り。
一見濃そうに見えるが、実際に貼ってみるとかなり明るい。

4 Photo
少しずつ混合しながら調整していくが、予算と時間により適当なところで決定。
完成したステッカーは若干明るかったが、今回の予算からして妥当なところ。

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2009年3月18日 (水)

裏印刷

Photo_2 1_2

透明アクリルの裏面に印刷して、表から見るようにする。
版は普通と逆に製版し、印刷順も逆。

2_2 3_2

文字を印刷してから地色を印刷するのも普通とは逆。

この物件は数年前から手掛けている。
昨年のことだが、保管してある版が破れてしまい、新たに版を作った。
いつものように何事もなく印刷して納品。

お客様はアクリルの加工屋さんで、このアクリルを5種類に裁断してさらに納品。
と、その後にクレーム。

なんと、文字が逆だという。
あわてて版を見ると、逆ではなく、表から印刷するように製版していた。
慣れている仕事とは言え、なんというポカ。

全く気がつかず、さらに加工屋さんまで気がつかず。
数も少なかったのでお互いに笑って反省したが、情けない話。

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2009年3月16日 (月)

根を詰めて

金曜日から面倒な印刷をしているが、ようやく終わった。

和紙に7色9工程という印刷。
その6工程までが、寸分の狂いを許さない。(ちょっとオーバーかな。笑)

紙というのは湿度によって伸縮がある。
6工程は、出来るだけその日の内に終わらせるのが望ましい。

午前中に様々な事を済ませ、午後から開始。
元々根を詰めるタイプなので、このような場合は一心不乱に印刷。(またオーバーな)
1時から8時・9時まで、休憩を全く取らずにひたすら印刷する。(これはホント)

おかげで良い印刷が出来た。
明日発送して、明後日に依頼者に届く。

満足感に包まれているが疲労感もある。
今日は早めに帰ろう。

この物件は、依頼者の了解がいただけたら公開します。

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2009年3月14日 (土)

製版ランプの寿命か・・・

忙しいのに、製版で失敗してしまった。
露光時間が足りないかと思ったが、タイマーのセットはいつも通り。

作り直しはもう少し露光時間を増やしてみた。
ところが、これでもまた失敗。

再度作り直しは、露光時間を1.5倍にして成功。
原因は、水銀灯が弱ってきているようだ。

1 Photo_2

前回もこのような事があったが、さて、いつのことだったか?
4~5年前?いや、もっと前のような?

交換時期に来たのは間違いないようだが、しばらくは露光時間を長くして使おう。
安くはないのだから・・・

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2009年3月12日 (木)

手動パッド印刷機

Dsc03704 Dsc03705

これは手動のパッド印刷機。
曲面に印刷するものだが、小ロットに向いているだろう。

ある営業マンが持ってきたものだが、幾らだったかな?4~5万???
面白いけど、まだ買えない。

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2009年3月10日 (火)

クリアブックに印刷

Photo 2
クリアブックの表紙に印刷をするが、表紙には凹凸のラインがある。
このラインに沿って滲みが出る可能性を、一応伝えておく。

滲むことは予想されるが、出来れば最小限にしてあげたい。
それなりの工夫を凝らして印刷開始。

1 3
予想以上に滲まず、素人目には分からないだろう。

工夫?
柔らかいナイロンの紗で、膜を少し厚めに塗ることか。

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2009年3月 9日 (月)

単調な仕事に考える・・・

Dsc03721

先週から、当社としては数が多い仕事をしている。
2000個とか、1500枚に2色とか。
印刷自体は難しくなく、数が多い分、単調な繰り返しで1日が過ぎる。

そんな時は、様々なことを考えながら印刷している。
特に、今日などは考えることが多い。

なぜか? それは、誕生日だから。
今日で57歳になった。

シーガルハウスを設立して20年、独立してからは23年ぐらいか。
その間、病気らしい病気は無く・・・
ん?、バブル崩壊の時、胃潰瘍と診断されたことがあったぐらいか。
軽かったから、病気とは言えない程度だった。

こうして、毎日仕事をしていられるのも、健康な身体に産んでくれた親のおかげか。
これから先も定年などあるわけでもないし、死ぬまで働き続けることになる。
しかし、あとどのぐらい働けるのだろう?

今夜は、誕生日だからと言っても何もない。
いつも通りに帰って、いつも通りに晩酌を呑む。

まだまだこれからよ!

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2009年3月 7日 (土)

不調?

3月も1週間が過ぎた。

ずっと仕事をしているが、それほど忙しいとは言えない。
3月にしては不調のような気がする。

先月末の時点では、今頃ストールの印刷が入ることになっていた。
しかし、その素材に問題発生。
忙しすぎてどうなることやらと気をもんでいたが、肩すかしのような感じ。

おかげで普段通り仕事は進んでいるが、なにか物足りない。
3月らしく猛烈に忙しいことを望むが・・・

それでも、明日は仕事。

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2009年3月 5日 (木)

印刷した文字を剥がす

ステンレス板に印刷した文字を消す。
これが結構大変な仕事。

Photo_2 1_2
昨年も、1度消してから印刷したのをブログに載せている。
それがまた内容変更となり、再度消すことに。

塗料はがし液を全面に塗り、インクが浮いてくるのを待つ。
しかし、このインクは薬品にめっぽう強く、ただ待ってはいられない。

2_2 3_2
速く落とすために、アクリル片をヘアーラインに沿ってこする。
これでも直ぐには落ちないので、辛抱強くこする。
もちろん、ステンレスにこすった傷がつかないように。

せっかちな私であるが、ゆっくりと時間をかけて落とすこと20分ほど。
この後印刷したが、印刷時間は10分ほど。
印刷後は焼き付け処理でまた完璧。

また今度来たときは、こすらないで自然に落ちるのを試してみよう。
果たしてどれだけ時間がかかるだろうか?

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2009年3月 3日 (火)

和紙に印刷

Photo_4 1_3
この和紙の周りは漉いたままのような状態。
直線に切れているのではないので、精密な位置合わせは困難で多色刷りは難しい。

今回は1色で、位置そのものも大ざっぱ。
印刷位置をテープで貼っておき、1枚ずつその上から大まかに位置合わせ。

2_2 3_2
印刷は全く問題ないが、なにせ紙であるがゆえ、少し動かしただけで飛んでしまう。
勿論、温風もあてられないので自然乾燥。

酒のラベルにするのだというが、これを貼れば高級酒?

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2009年3月 2日 (月)

版を処分したら

10日ほど前、インクを処分したら・・・というタイトルの記事を書いた。

先月は全く同じように、版を落版したら注文が来たのが3件もあった。
通常、版の保管は3ヶ月程度で、順次落版して再生する。

これが不規則な大きさの版だったりすると後回しになる。
それが1年ほどになってしまう場合もある。

1年に一度でも、定期的に来るという物件ではない版ばかり。
1月の初めは閑で、そのような版を全て落版した。
ところが、7~8件の版の中から、3件も再受注したのだ。

版は予め乳剤を塗って保管してある。
露光して作り直すのは簡単であるが、このような場合は実に面倒に感じる。
それでも、期待していなかった受注があるのは嬉しい。

このようなジンクス?は、結構あるような気がする。
ならば、少しでも閑なときがあった時、常にそのような版を落版しておけばいい。

ところが・・・そうすると、来ないような?気もする。

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