両面印刷
これはアクリルに両面印刷したもので、左は裏面、右は表面にあと1色。
両面印刷だから、どちらかの面を先に印刷する。
先に印刷した面を傷を付けることなく、反対面を印刷しなければならない。
ということで、普通は印刷色の多い方から印刷する。
この場合も、表面3色を印刷して乾燥させ、その後裏面1色を印刷するのが普通。
しかし、反対の裏側から先に印刷する。
これは、乾燥させる時にドライラックにあたる部分の保護のため、紙を貼る。
この紙が、静電気で張り付いているている状態にするためなのだ。
先に表面3色を印刷した場合、全面印刷のため、表面に紙が張り付かない。
裏側の場合は印刷しない面積が広く、アクリルの静電気で紙が張り付くのである。
こうして、静電気で張り付いた紙を保護紙としてしまう。
そして、反対面を傷から守りながら印刷する。
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