米袋に印刷
これは市販の米袋に印刷したものだ。
(前回の記事では白ベタを印刷しているところまで掲載)
この米袋は2枚重ねの構造になっていて、いくら空気を出しても平らにはならない。
完璧にピッタリと平らにするのには、相当の治具が必要になるだろう。
そこは持っている知識と技術で何とかカバー。
白ベタ後の赤印刷も、多少の問題はあったが素人目には分からない程度。
依頼者は都内で事業をされていて、週末に米作りをされている方。
出版関連の方らしく、白ベタの白さ加減が気になったようだ。
しかし、クラフト紙に白ベタを印刷しても、吸い込みが激しく完璧な白にはならない。
完璧な白より、味がある白さ加減だと納得して貰う。
因みにデザインは、都内の一流のデザイン事務所が手掛けたのだそう。
どうりで印刷の制約を無視した、無理のあるデザインだと納得?
この袋に入れたコシヒカリは、ただのコシヒカリではない。
依頼者である山燕庵様の、アモーレというブランド米になったのだ。
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