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2008年10月31日 (金)

10月も終わり

今月は当社の決算の月だ。
前期も良くなかったが、今期もまた良くなかった。

ただ来期に向けては、昨年のこの時期よりずっと良い兆しがある。
この1年間、ネットからの新しいお客様が増えたことだ。
まだ定期的に受注があるわけではないが、徐々に増えつつある。

しかし、新しいお客様は増えつつあるが、従来のお客様からは減る傾向にある。
そのお客様自体が消滅したのも数社。

全体としては減る傾向だが、定期的に受注しているお客様からは増えつつある。
その辺りも、昨年とは違うところだ。

前期・今期とも、売り上げは同じぐらいだろう。
計算したくないが、さっさと早めに決算を終え、来期に期待して努力する。

明日から、楽しみな1年が始まる。

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2008年10月30日 (木)

オリジナル米袋

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これは市販の米袋に、オリジナルでシルク印刷したものだ。

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毎年、故郷の親族のために印刷している米袋。
今年のテーマは高級ブランドバッグ風。

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左は“津軽ロマン”、右は餅米“あねこもち”。

津軽ロマンの印刷色は、真珠のような米のイメージでパール色。
あねこもちの“あねこ”は若い女なので、ピンクパール色。

高級米でなくとも、この袋に入れた時点でブランド米になる。
100枚の小ロットでも注文可能で、因みに100枚で¥21,000-から。
1枚¥210-で高級ブランド米になる。 いかがかな?

さて印刷は、ただでさえ袋物の印刷は面倒なのに、今回の袋には窓がある。
窓の周りの縮みや歪みを考えながらの印刷だ。

袋物を扱う業者がいたとしても、窓付きは請けてくれないだろう。
特にこのデザインのように、窓に添ってパターンがあればなおさらだ。

デザイン担当の息子に注文をつけたのだが、窓に添って抜くデザインになった。
これがまた一苦労で、次回は印刷工程を掲載しましょうか。

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2008年10月29日 (水)

透明塩ビ板で高級名刺

もう、2ヶ月ほど前に手掛けた高級名刺。

今回は透明塩ビ板1.5㎜厚を使用した、55×55サイズの変形名刺。

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表面は白地、1回の印刷では白さが落ちるので、乾燥後にさらに1回印刷。
右側が2回印刷したもので、白さの違いが判るかな?

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裏面は青で、表と同じ位置に同じ大きさのベタ印刷。
アタリの位置が表と裏で違うのは、板の方向を同じにするため。
表面はマット調、裏は艶を出すため透明クリヤーを印刷。

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裏には白文字を印刷して、表には裏の青と、グレーで文字を印刷。

Photoこれで完成。

このような、特殊な名刺を持っている人はいるだろうか?
依頼者様は大いに満足されているそうで、嬉しい限り。

因みに、デザインは息子が手掛けた。

これは9月19日の記事だったが、依頼者様から頂いたコメントにまったく気が付かず、3週間以上も公開していなかった。
今日そのコメントを公開するついでに、今日付でまた公開。

ありがとうございます。
仕事冥利に尽きるコメントを頂きました。

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2008年10月28日 (火)

表札?

文字書き職人忍工芸さんより、久しぶりに連絡が来た。
何となく申し訳なさそうな口ぶり。

それもそのはず、依頼は小さな表札1枚のみで、しかも透明板に裏印刷。
20×80のアクリル板が送られてきて、表札と言うよりネームプレート。

たとえ、小さくても印刷の工程は同じ。
むしろ、小さすぎるのは逆に手間がかかる。

Hyousatu_1_3
まずはプレートを大きめの板に両面テープで固定して、文字を印刷する。
この後もこのまま印刷する。

Hyousatu_2_4
次は白で全面ベタ印刷する。
両側の白板はプレートと同じ高さの板で、段差をなくすための工夫。
白印刷は2回繰り返す。

Hyousatu_4
これが完成品だが、請求しにくい物件だ。

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2008年10月26日 (日)

散歩していたら

近くの公園を散歩したら・・・
と、趣味のブログのような書き出しだな。

Dsc01974 Dsc01973

この公園の傍に、商工会議所のビルがある。
そのビルの隣に、新しくレストランがオープンした。

このレストランは、今回で確か3店目になると思う。
数年しか続かないようであり、商工会議所が隣にありながらと常々思う。

別に入るつもりはなく、通りかかった際に、ふと眼に着いたのがあった。
それは、営業時間のカッティング文字で、明らかに右上がり!

プロの眼だから?
いえ、私は眼はそれほどではない。
それでも、ありゃ???と見えてしまった。
どんな業者が施工したのか?

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2008年10月24日 (金)

スキージーの取り替え

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これはスキージーという、シルク印刷では無くてはならない道具。

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こちらは大分愛用したスキージーで、ゴムは取り外しが効くため両面使える。

傷がついたら勿論使えないが、使用回数が多くなるほどくたびれてくる。
弾力が無くなってくる所謂へたってくるということだ。

こうなると、細かい文字のキレが無くなるとか、色の再現にも影響。
そこで、時期が来たら交換しなければならない。

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ゴムはウレタン製で、スキージーの幅に合わせて取り付ける。
取り付け後、細かい耐水ペーパーで軽く磨く。
インクを多くのせて印刷したい場合は、それに合わせて磨きを多くする。

以前、シルク印刷も手掛ける知り合いに、当社の使い古しのゴムをあげた。
その知り合いが使っているというスキージーのゴムは、劣化して相当硬かった。
当然、綺麗な印刷が出来るわけでなく、それでも良しとする仕事ばかり。

そこに使い古しのゴムでも、ビックリするほど綺麗に仕上がったと・・・
まあ、シルク印刷を手掛けていると、言って欲しくない人物だが。

消耗品を惜しんではいかん!

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2008年10月23日 (木)

米袋に印刷

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これは市販の米袋に印刷したものだ。
前回の記事では白ベタを印刷しているところまで掲載)

2_2 3_2
この米袋は2枚重ねの構造になっていて、いくら空気を出しても平らにはならない。
完璧にピッタリと平らにするのには、相当の治具が必要になるだろう。

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そこは持っている知識と技術で何とかカバー。
白ベタ後の赤印刷も、多少の問題はあったが素人目には分からない程度。

依頼者は都内で事業をされていて、週末に米作りをされている方。
出版関連の方らしく、白ベタの白さ加減が気になったようだ。

しかし、クラフト紙に白ベタを印刷しても、吸い込みが激しく完璧な白にはならない。
完璧な白より、味がある白さ加減だと納得して貰う。

因みにデザインは、都内の一流のデザイン事務所が手掛けたのだそう。
どうりで印刷の制約を無視した、無理のあるデザインだと納得?

この袋に入れたコシヒカリは、ただのコシヒカリではない。
依頼者である山燕庵様の、アモーレというブランド米になったのだ。

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2008年10月21日 (火)

手提げ袋に印刷

先月、手提げ袋に印刷したが、また依頼が来た。
今回はブログから来たわけでなく、お得意様からの依頼。

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このような袋には、マチという底の部分が折りたたまれている。
この部分に印刷がかかると、大抵の印刷業者は請けてくれない。

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しかし、当社では問題なく印刷できる。
見た目には簡単そうに見えるが、それなりに工夫がされているのだ。

さらに、このような掛け合わせのある2色印刷でも問題がある。
このような袋では、印刷位置がきちんと正確に出しにくいものなのだ。
ここでも、多くの業者は請けてくれないらしい。

そんな仕事でも、当社では腕と工夫で問題なく仕上げる。
ただこのような掛け合わせの厳しい物件で、予想外に手間がかかった。

お得意様からの依頼故、安めの見積もりだったのが失敗。
まあ、次回からの設定金額を、勉強させていただいたと思う事にする。

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2008年10月19日 (日)

五体満足で仕事

いささかオーバーなタイトルだが、昨夜釣りに出かけた。(趣味のブログへ)

漁師の家で生まれた私には、毒魚だろうが怖くない。
という隙からか、毒魚が刺さってしまった。

刺さった瞬間、翌日の仕事が出来るかという思いが先に立った。
幸い?浅く刺さったのと、すぐに血を絞り出すという処置で大事にいたらず。
痛かったのは昨夜だけで今日は何ともない。

今日の仕事は絶対と言うわけでないが、今日しておくのに越したことはない。
明日また、急ぎの仕事が入るかも知れないから。

もっとも、絶対的な仕事の前日には遊びなんか行かない。
その準備をしているだろう。

とは言え、良く今まで身体のトラブルが無かったものだ。
身体の都合でお客様に迷惑をかけたことは無い。
単に運が良いのか、日頃の行いが良いのか?(かなり疑問)

いやいや、丈夫な身体に産んでくれた親に感謝だろう。
草葉の陰で見ているだろうから、今日も真面目に仕事をしよう。

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2008年10月16日 (木)

不動産案内看板

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4~5年ほど前まで、週末になるといたるところでこのような看板が見られたものだ。
多くは電柱に巻き付けるので、巻看と呼んでいた。

看板の下部に、“期間終了後撤去します”などと記してある。
しかし、ゴミとなって放置されているのを見かけたことも多い。

最近は警察署の指導で禁止されているようだ。
電柱に巻き付けられているのを、見かけることがほとんど無くなった。

この看板はかなり以前から、形を変えながらも続いてきた。
しばらく発注がないので、さすがに終わったのかと思っていたところに来た。

だが、注文は従来の三分の一。
道なりの電柱に巻き付けるのではなく、現地の極近い所だけに設置するらしい。

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2008年10月14日 (火)

同じような名刺が

前回の“こだわりの名刺”を、岡山のK様に納品してから1週間ほど。
また岡山から問い合わせがあった。

当ブログを見たという。
透明塩ビ0.5㎜の素材に、シルバーで印刷したいという。
前回と同じような仕様に、K様の名刺を知った方からの問い合わせかと思った。
しかし、聞いてみると全く接点は無く、偶然に相手も驚いていた。

今度は、岡山でタオルやTシャツの印刷をされている猫目堂様。
同じシルク印刷業だが、細かい印刷に対する版や装備を持ち合わせていない。

ということで当社に依頼してきた訳だが、希望数は20枚。
んーーん、少なすぎる!
予算を聞いたところ・・・んーーん、少なすぎる!
しかしまあ同業者故、手の空いたときに遊び感覚でと、格安で請ける。

1 Photo
かくして完成したのがこの名刺。

裏はシルバーで印刷後、艶出しと保護のために透明クリヤー印刷。
表は紺と黒の2色印刷。

当社としては技術的に何の問題もないが、タオルやTシャツ印刷では無理。
仕上りを喜んでいただき嬉しい限りだ。

因みに猫目堂様は、製版を太陽で露光しているそうな。
可能なことは知っていたが、現実に仕事で行っているとは驚いた。

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2008年10月10日 (金)

こだわりの名刺

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左:表面   右:裏面

岡山県のヘアデザイナーK様から問い合わせがあったのは8月。
イメージする名刺を作る業者を探していたとのこと。
しかし、請けてくれる業者はなくて当社にたどり着いた。

透明の素材に濃いシルバーで、との希望に合うようなサンプルを制作。
透明素材2種類に、シルバーも数色用意。
結果、透明塩ビ0.5㎜に、2種類のシルバーで決定。

以下は制作手順。

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まずはロゴとベタ部分を印刷。

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正確に、全て同じ位置に印刷しなければならない。

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ベタ部分が乾いたら文字を印刷。

9 10
文字の印刷後完全に乾燥してから、艶出しのクリヤーを印刷。
これはロゴとベタ印刷の版で、同じ位置に寸分違わぬ印刷を施す。

これで1日目、表面の印刷が完成。

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翌日は同じ手順で裏面を印刷するが、両面から見て同じ位置に印刷する。
ここでも寸分違わぬ印刷をしなければ、たちどころにズレが分かってしまう。

コツは、アタリの位置が表面と裏面で同じ位置になるように。
表面が左なら、裏返したときは右にする。

Photo_2
このようにして2色の名刺が完成。

K様は完成後直ぐにこの名刺を持って、海外でのヘアショーに向かったそうだ。
もっとも、それに合わせて急いで印刷した。

おかげさまで、K様にはすこぶる喜んでいただき、当方としても嬉しい限り。

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2008年10月 8日 (水)

データの色分け

最近は原稿で渡すと言うことはほぼ無くて、全てデータで送られてくる。

このデータから色分けをするのだが、簡単になった物もあれば難しい物も。

Photo 1
このような仕上りになるように、データ上で色分けするのはすこぶる難しい。
と言うのは自分で、息子には全く難しい物ではないそうだ。

今回は教えてもらいながら、自分でデータを色分けしてみた。
複雑な部分を1個だけ、手法を聞きながら色分けの勉強。

意外に簡単に・・・

残りの4個は息子に聞かず、自分で色分けをしてみる。
“意外に簡単”の言葉は撤回。

何度もまた聞くが、その度にまたかというような態度。
かなりの時間をかけて完成。

しかし、実際に印刷してみると、わずかなズレが・・・
これは印刷の問題ではなく、データの問題。

今回の印刷はサンプルなのでこのまま納品。
本番では新たに色分けをして、また製版することになる。

難しい! 3日過ぎたが、聞いた手順は既に忘れている・・・

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2008年10月 6日 (月)

仕事を断ったら

かなり忙しくても、仕事を断ることはない。
自分で出来なければ、仲間に頼んででも引き受ける。

しかし先月、友人 I 君の仕事は断った。
これは、彼が1年も支払いをしていないから。
このままでは今後のためにならないと、心を鬼にして断った。

と、先日全額持ってきた。
少し無理をしたかも知れないが、払うことは当たり前のことだ。
今後はきちんと毎月支払うように諭してやる。

さて、彼の仕事はと言うと、別のシルク屋に持ち込んだそうだ。
なんと、当社の見積額の倍だったそうで、身に染みたに違いない。

まあ、そんなことを確認させるにも、丁度いい機会だったかも。

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2008年10月 3日 (金)

米袋に印刷中

2年前から米袋に印刷をしている。
それをブログに載せておいたら、今年は数件問い合わせが来た。

今回受注した物件の問い合わせは7月半ば。
当方手持ちのサンプルを送る。

依頼者のほうでデザインを起こすというので、待つことしばし。
8月にデザイナーの方から問い合わせ。
なんと、袋の全面にベタ印刷したいとのこと。

大体、袋そのものにさえ印刷することは面倒なのに、全面ベタ印刷とは・・・
当方で出来る範囲を伝えたが・・・

9月も半ば近く、サンプル用に送られてきたデザインを見て溜息。
ああ、見積もりより、はるかに面倒な内容。

それでも、直ちにサンプルを印刷して発送。
2週間後に正式受注。

Dsc09929_l Dsc09930_l
そして米袋に印刷しているわけだが、これは下地用の白ベタ印刷。
見る人が見れば、これだけでも驚くはずだ。

この後、ロゴマークなどが入った抜き印刷で完成。
詳しくは、依頼者の了解があれば後日掲載。

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2008年10月 2日 (木)

ポジフィルムを間違えて

細かい文字や極細の線は、当社の出力したポジフィルムでは無理がある。
そのような場合には外部で出力をしてもらう。
夕方までにデータを送れば、翌日午前中にポジフィルムが届く。

先月、そのように頼んでみたところ、届いたフィルムを見て・・・

シマッタ!!!
裏印刷なのに、表印刷で頼んでしまった。

急ぎでサンプルを印刷しなければならない場面。
こんな時、こんな方法もある。

1 2
版は普通に表印刷用に製版する。

3 4
この版を裏返しにして台にセットすると、裏印刷の版になる。

5 Photo
印刷素材を持ち上げて固定するなど、手間はかかるが印刷は可能だ。

少量ならこのまま印刷するのは可能だが、この物件は数が多い。
サンプルで承認を取る間に、再出力で再製版。
最終的に時間のロスはなかった。

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