ウエストポーチに印刷 続編
サンプルを1個だけ印刷したのはこの前(8月6日)公開した。
そのサンプルがOKとなり、今回は200個ばかり受注。
印刷面はウエストポーチの前面で、そのポケットが入るように台を作る。
その台に乗せ1色目の黒を印刷するが、ここまでは全く問題ない。
問題は次の2色目で、黒文字以外の部分が赤で印刷される。
その問題とは位置合わせで、版の位置を透明フイルムに印刷しておく。
このフイルムに印刷された位置に、ポーチを1個1個合わせて印刷。
これだけでも、1色印刷するより倍の時間がかかる。
さらに、布地への印刷はインクが沈み、色も沈んでしまう。
そのため、そのまま固定しながらドライヤーをあてて乾燥させる。
乾燥させた赤の部分に、もう一度赤を印刷すると赤が映える。
この手間は、黒1色印刷の4倍ぐらい時間がかかったが、なんとか完成。
この物件はポーチが搬入されてから、4日以内の予定だったが2日で印刷。
ネットからの新しいお客様で、大変な感謝とお礼を頂いた。
仕事を頂いた以上に嬉しく、満足感があった。
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