白抜き印刷
○○○×△△△のマグネットに、1色で○枚はいくらでしょう?
などと大雑把な見積もり依頼が多い。
同じ1色でも、乗せ印刷と抜き印刷では手間が違う。
乗せ印刷とは、下の写真で言えば文字の部分を印刷する。
これは普通のことなので、あえて説明はしない。
抜き印刷とはその逆で、文字の部分を残す印刷。
写真は白のマグネットに、青の部分を印刷したもの。
印刷部分は、材料より若干大きい版を用意する。
大きすぎると、余分な部分からインクが出て、複数枚印刷するとダレが起きる。
ダレというのは印刷されない部分のインクが溜まり、ボテッと落ちてくる事。
さらに、印刷後の移動が面倒。
そっと裏に手を回して、慎重に扱わなければならない。
このように手間がかかるのだ。
写真の物件は、見積もり段階では1色というだけ。
が、いざデータが届くと抜き印刷だった。
多くある訳では無いので、あえて再見積もりなどはしないが、この辺りは解ってほしいと常々思う。
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