サンプルを印刷してあげると 続き
前回の記事で・・・
<とりあえず、サンプルでも作ってあげましょう。
<適当なデータを送ってくれるように言ったら・・・
<6色刷りで、やたらと面倒な代物が来た。
<通常、無償サンプルは簡単なデザインを希望する。
<仕事の合間に、ささっと出来るようなものが望ましい。
なんて書いたら、依頼者から申し訳ないとお詫びのメールが来てしまった。
ちょっとオーバーに書いたのだが、余計な気を使わせてしまった。
さて、このサンプルの印刷工程を公開。
まずは色分けしたポジフィルムを出力し、版を作る。
この色分けが、コンピュータに慣れていないと面倒なので息子に頼む。
シルク印刷用の色分けに関しては後日公開しよう。
色数が多くて、最後に黒で押さえる場合は、合わせ用に1枚まず黒を刷る。
それから、各色をこの黒にあわせて位置を出したほうがやりやすい。
下地の白からそれぞれの色を印刷。
下地から計7色もある場合、普通は1日かけて印刷する。
しかし、時間が無いようなのと、翌日は別な仕事もしたい。
3時間で終了。
透明アクリルに印刷した場合、下地の白を刷らないと発色が悪い。
上が白の下地有りで、下は白を印刷していない。
違いが分かるように両方印刷してみた。
完成したのは夕方。
翌日まで乾燥させて発送だが、半乾きの状態で、印刷面がくっつかないよう固定して発送した。
随分サービスが良いねえと息子が言う。
女の子には優しいのだ。
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