看板をデザイン
北の故郷の親族から、入山禁止の看板を頼まれる。
この看板のコンセプトは
広告的な表現を取り込んだ“広告看板”の案。
一番入山禁止に効果的なのは、
侵入しようとする人自身に何らかのリスクを背負わせるもの。
それは他の何よりも監視カメラという存在が一番手っ取り早く効果的であります。
人は頭ごなしに言われてしまうと反抗心が生まれたりします。
たとえば「やるな!」と言われると「何だよ」って思いますが、
「それはやっちゃいけないと思うよ」といわれれば「ああそうかも」と思うわけです。
ですので、「入るな!」とかいう表現よりも、
こうした人事のような、
独り言のような傷つかない言い回し「ほら、監視カメラが、あっちにもこっちにも。」
というコピーにすることによって、
侵入しようとする人自身が自分に対して思い返す
「そこまでして入らなくてもな」とか「ここはちょっとなぁ…」ということで、
結果として入山しないという効果を狙っています。
当社デザイン部 SIKEED
だそうです。
だそうです。
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