近所にある「TBS美容室」という美容室の求人ポスターのデザインを、SIKEEDが手がけました。
個人的にもよく髪を切りに行っているお店なんですけど、別にそんな伝手とか何にも関係なしに、普通のお仕事として受けたデザインです。
B2タテのサイズで、小田原駅ホームに3箇所貼られるポスター。
4~5点案を考えたうちの、2番目にオススメの案が選ばれました。ちょっと残念。
左側のお花の写真は、ちょいと山に行ったときに、私の普段使いからロケーションまで大活躍な愛機サイバーショットP200でちゃっちゃと撮影したもの。
「何か使えないかなぁ」とか思いつつ、いつもこうして気になるものがあればとりあえず撮影、ということを日常的に行っているわけです。
そうした“素材写真”ですから、場合によっては今回のようにそのままデザインに使うかもしれない。なので、コンパクトながらも高画素なこちらのサイバーショットP200、720万画素モデルを使っているのです。
でもね、最近はもう本当にデザインに使いたいと思うものだったら良いカメラ(ソニーの新しいα100とか良いねぇ)で撮影して、メモ代わりの撮影とか気になるものを撮影したりする日常使いなカメラはサイバーショットT30が良いなぁなんて思ってたりします。
■デザインで、考えたこと
求人ポスターというものは初めて作りましたけども、駅に貼られる求人ポスターというのは、様々な広告があれど、全然見られていないものだということ。
たとえば今日乗った電車、ホームに下りて、駅を出るまでの間に、さてどんな広告があったでしょう?
全然覚えてない。
きっと目に入った広告だけでも5点~10点はあるはず。
電車内の中吊りを含めたら数百点にも上る広告の数。
それでも、やはり意識的にならない限り、見たうちに入りません。
それは参ったなぁ、と。
色々考えたわけですが、特に今回は3枚しか出稿しないのです。おまけに小田原駅ホーム限定。
ただでさえ広告なんて人は見てくれないというのに、どのようにして見せるか、どう見てもらうか。
行き着く点の答えは、「美容室を意識している人の不意に入った目線を確実にキャッチすること」。
求人ポスターですから、万人に納得してもらえるような広告とかではなく、その求人に興味のある人にピンポイントで見れもらえれば良い。
そのためには、どういうコピーが良いのかとかいろいろ考えましたが、最後は非常にオーソドックスな看板的スタイル、「美容」と「募集」という文字をでっかくするべきだろう、となりました。
言っても見れば超普通、です。
それではつまらないとかおもしろいとかの問題ではなく、きちんと求人広告として効果のある、機能してくれるものでなくてはならない。という考えを今回はまず第一として考えたのです。
■小田急線とポスター

出稿場所はホーム。
こちらの写真では向こう側に電車がありますが、手前側にも電車は止まります。
良いですねぇ、僕としては駅貼りポスターなんて初めてなんですが、なんでしょうこの特に感動のない感じは。これでも一応学校帰り町田から贅沢してロマンスカーで小田原までわくわくして来たのです。
というのも、個人的に発見できたのはこの1枚だけ。
あとの2枚はきっとJR側か、駅構内にあると思います。

小田急エージェンシーがきちんと出稿許可。
何はともあれ、今回は生ガキによる食中毒にも掛かった最中に制作・納品したこちらの求人ポスターのデザイン、できあがってよかったです。
きちんと広告としての機能も発揮したみたいですし(1週間の出稿でも問い合わせ多し)、これからもSIKEEDデザインは、ポスターもそうですが、様々なクリエイティブをやってまいります。
そんなクリエイティブのためにも、お仕事あったらください。
本当に機能するデザインを追い求めて。
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