第22回 読売広告大賞 協賛社賞(リクルート)受賞!!
ここに書くのは久しぶりであります、今時点シーガルハウスのすべてのクリエイティブ絡みを担当するSIKEED(シキード)です。
この度ですね、去年行われた読売新聞社主催による広告賞「第22回 読売広告大賞」において、協賛社:株式会社リクルートによる課題デザインで、ありがたくも協賛社賞を頂きました。おめでとう!自分。
株式会社リクルートによる課題「じゃらん」の新聞広告/全30段
初めての大きな広告賞への挑戦、過去の歴代受賞作品を見て怖気づきそうになりながらも、「まず作ってみることが大事!」と思い、エアコンがガンガンに効いたシーガルハウスの快適なオフィスで汗を垂らすことなく制作した涙ぐましい広告です。
「家でゴロゴロしているより、外に遊びに行ったほうが楽しい!」
というテーマのもとで制作した広告。
夏休みとかで書く「夏休みの感想作文」というものがどんな学校にもありますが、みんな「ハワイに行きました!」とか「海に行って魚を採りました!」とか「富士山のてっぺんまで上りました!」とか、ドキドキワクワクな、微笑ましい作文を書くのが一般的だし普通だというもの。
そんな夢と楽しい思い出満載であるはずの作文。
ですが、「ずっと、家にいました。」の一文だけで終了してしまった作文を書いた子がいたらどうでしょう。本当に遊びに行かず、ただ家でゴロゴロしていただけだとこんなにもつまらないものか…。それがこの作文からにじみ出てきています(ということを戦略的に計算してデザインしたのですけども)。
この夏休みの作文をモチーフとして、シュールな感じで伝えようとデザインしたのが、今回協賛社賞を頂くこととなった上記広告です。
制作裏話としては、この原稿用紙はたしか自分が小学校のとき、読書感想文か何かで必要となったために買っておいたものをイラレ(=Illustrator)でトレースしたもんだと思います、コ○ヨ製。
「じゃらん」の商品画像とロゴはリクルートから課題制作用として提供してくれたもの、そして小学3年生の作文を書いた文字、最後の先生からのコメント文字は自分で描いたもの。
わざわざ左手で書いたり、ペンを中指と薬指だけで持って書いたり、そりゃいろんなことやりました。
何百枚にもおよぶ文字原稿(あ、ちょっとオーバーに言いました)、ラフスケッチ等は、今でもシーガルハウスのSIKEED DATA TANK(という名の、14800円で買った本棚)に保管してあります。
さらには原寸版で出力した受賞作(A3×4枚貼りあわせ、自己満足ギャラリー)も期間限定展示!!(本日7月1日~僕が飽きるまで)
特別見るもんではないですが、見たい方はぜひ新規お仕事をご持参の上お立ち寄りください。入場無料、年中無休。
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コメント
SIKEED様・・はじめまして!
遅まきながら受賞、おめでとうございます!
正にアイデアの勝利ですね。
自己満足ギャラリー(?)も機会がありましたら是非この目で拝見させて頂きたいと思いますv
投稿: もぐら工房☆小島 | 2006年8月 5日 (土) 00時43分
小島さんコメントありがとうございます。
お待ちしておりますので、何時でも遠慮なくいらしてください。
シルク印刷のことも実演しながら説明してあげますよ。
投稿: シーガルハウス | 2006年8月 5日 (土) 08時29分