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2005年3月18日 (金)

ポジフィルムの生産中止 その2

イメージセッタで出力してもらえば問題ないわけだが、ウチは速さが基本。
入稿と同時に出力、すぐ印刷なのだから、待っていられるわけが無い。
土日なんかどうする??やはり自分で出力することを考えねば。

そうか、この手持ちのレーザープリンターでそのまま出力できるものを探せばいいのか。
(これは息子からだいぶ前から提案されていたのだが)

それから様々な出力紙での検証出力実験、レーザープリンターの出力設定の最適化、チューニングを行った結果、なんとか1ヶ月掛けて実用品質に耐えうる出力が可能になった。
なってしまえば、なんだこんなことだったのか。詳しいことはちょっと秘密。

160353
上:紙出力、中:それを撮影したポジフィルム(従来方法)
下:新しい方法で出力したフィルム

結果、写真撮りフィルムに比べ品質は確かに劣る。
だがこれはルーペで見るレベルの話であって、通常見た目には全く問題ない。
問題なのは、微細な小文字(特に明朝)の再現ぐらいか。
これぐらいは出力センターにお願いしても良いだろう。こういう仕事は年に何度もあるわけじゃないし、当分は手持ちのフィルムで撮ればいい。

驚いたことにコストがかなり安くなる結果となった。
たとえばA3 150円。これではフィルム代はもうサービスと考えて提供できる。

難点といえば繋ぎで使うのが難しい(面倒)。
A2(A3を繋げて使う)の全面表組み、ベタ抜きなどはちょっと問題かな。ま、これは今まででも面倒だったけど。これもそんなにいつもあるわけじゃないから、なんとかなる。

おかげで版代(フィルム・製版代)が従来の6割程度で提供できるようになった。
さらに品質は落ちてもいいから(だからといって悪いものを平気で作るわけじゃない)とにかく安く、というお客様にはさらにお安くしてやることもできるようになった。特にアルポリ看板などはかなりお安く提供しているつもりだ。

これを見てくださったみなさま、カッティングって面倒でしょ?
安く、速くできますよ~。

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2005年3月17日 (木)

ポジフィルムの生産中止

当社の “売り” は速いこと。
(その分仕上がりが悪いなんて事はありません。)
それは、フィルム撮り→製版→印刷と一貫して当社内で
生産できる設備を持っているからです。

その最初の部分のポジフィルムに問題が発生したのは昨年春。

以前はフジフィルム社製を使用していましたが、2年前販売終了。
(後にアグハゲバルト社で製造していたと判明)
以後アグハゲバルト社製を使用しています。

仲間が「ポジフィルムはもう無くなる。しかも年内で」と・・・。
慌てて業者に問い合わせると、あと2年くらい供給可能との事。
このとき分かったのはゲバルト製も既に2年前生産中止していた。

しかし、9月になり注文すると、殆んど在庫なし。輸入も絶望的だと。
かろうじて少し小さいサイズではあるが100枚購入。
これで終わりか。すぐに代替フィルムを探さなくては。

業者や仲間に相談するも良い案は浮かばず。
インクジェットもまだ解像度に少々問題あるし、
結局イメージセッタ等で出力してもらうしかないか。

つ・づ・く

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2005年3月16日 (水)

急ぎの印刷の話

このところみなさんよく見てくださってるのでウチの特徴を少しだけ。

看板に掲げてあるとおり、ウチは速いんです
先週からの動きをちょっと。

■3月11日夕方
青森N社様「先日の追加です。アクリル2台は12日届きます。14日朝着くように発送してください」

■3月12日昼
東京A社様「いつものL型プレート2台急ぎなんですけど」「13日朝材料届きますんで月曜到着大丈夫ですか?」

■3月14日夕方
愛知H社様「この前のシール50枚追加です。15日発送できますか?」

■3月15日朝
市内A社様「11日に話した真鍮プレートの件、今日材料入ります。原稿も昼にはメールします。明日朝納品大丈夫でしょうか?」

■3月15日夜
市内M社様「いやぁ~連絡遅れてごめん。アルポリ今日入ってます。明日の朝一で持ってきま~す。予算が無いんであまり丁寧にやんなくていいです(笑) あさって朝欲しいけど、、、良いかな?」

・・・こんな感じでやっているんですよ~。

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シートの台紙裏に印刷できるか? その2

今日は自然乾燥の分のテスト結果です。

今回も昨日と同じ5種類のシートでテスト
なお、印刷は昨日行って1日自然乾燥させたものを使用。

まずは同じようにテープを貼り、そして剥がす↓
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ん?

Viewcalは3割ほど残っていて、不明シートがちょっとだけ剥離。後は全滅

次、爪による引っ掻きテスト。
軽く掻いてみる↓
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タックペイント、ニチエカルは剥離
CUTTING SHEETは少し剥がれる程度。
Viewcalと不明シートはほぼ合格

完全に密着させるにはやはり熱が肝心なよう。
しかし、ステッカーにして重ねておく程度で、特に引っ掻きもしないのであれば問題ないレベルでしょう。

いずれにしても素材を選び、またテストしてみるのが必要でしょう。

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2005年3月15日 (火)

シートの台紙裏に印刷できるか? その1

昨日の看板ナビ掲示板に「インクののるメディアがシルク屋さんに言わせるとないらしいんです」とあった。
長年シルク印刷してきたけどこんな話は初めてですな。とても気になったので「それじゃ~試してみるか」、と。

今回は身近にあるシート「タックペイント」「Viewcal」「CUTTING SHEET」「ニチエカル」「(不明)」の5種類に印刷してみる。

皆さんに見ていただくのだからと それ用に版をきちんと用意。
ちょうど別件の版を作る用事もあったことだし。
で、フィルムを直ちに出力、製版。

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今回の試験に使用した版

とりあえずいくつかのインクでテスト。
割と普通に使っているインクが一番良いみたい。

台紙もアルコールで拭いたものと、ノーマルなものの2種類ずつ。

結果を早く見たいわけなので、今回はをかけてみました
(当社では通常、ステッカー類は自然乾燥もしくは温風乾燥)。

152811
印刷したシート

まず、テープを貼ってみる。そして剥がしてみる。

おお!大体くっついてるじゃないか!


唯一「タックペイント」「ニチエカル」にちょっと剥がれがある程度。
それでもって さらに爪で軽く掻いてみる。

んーとぉー・・・

タックペイントが少々剥がれる程度。
全体としては良く付いている。これは驚き。粗雑に扱わない限りは全く問題ないであろう(名刺代わりでは)。

152812
152813
テープ貼り&剥がし実験後のシート

ただし、これは熱をかけたせいかもしれません
自然乾燥の結果はまたあした。

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2005年3月14日 (月)

美装 UVダイレクトプリント その2

先日書き込んだUVダイレクトプリントに関するつづき。

サンプルに対するお礼と感想を先日美装様にメールしました。
するとすぐに返事がありました。

内容に関してはほぼ私の見方のとおり、と。
ただ、それとなく提案してみたシルクとの併用に関しては触れてもらえず…。
考えてもみれば私らとは違う市場があるのだろう。
もし、シルクとの併用がある場合、サンプルなどは無償で提供するつもりだけど。

ま、お返事には美装様のUVダイレクトプリントは、看板屋向けのものばかりではないようだから(SUSにプリントというのはごく一部のアプリケーション、だそう)、だから仕方ないか。

この件に関しては向こうから進んでシルクとの併用を考えてはくれないだろうなぁ。なにしろ需要がないだろうし・・・。

おおそうだ、UVでなくとも溶剤タイプのインクジェットとシルクの併用はどうだろう? どなたか試してみたい方居りませんか? 無償でシルクしますよ。

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シーガルハウス<2005 SPRING> 祝・リニューアル!!

本日3月14日、シーガルハウスホームページが<2005 SPRING>バージョンに模様替えしました~!!

テーマは「メークアップ」(と他の看板・印刷屋さんにないデザイン)。
以前から感覚として感じていた「メークアップ(=お化粧)」をデザインすること、それをこの<2005 SPRING>で初めて具現化してみたのです。
次はもっと良い感じにしていきたいですね~☆

と、ここで今までの<2004 WINTER 3>から変わった点をまとめてみました。

■デザインリニューアル!
わざわざ言うまでもなく、デザインが変わりました。
けっこう細かいところ…たとえば「シルクカタログ」の表組とかも。以前は普通に表組作成でできた灰色の枠でしたからね~。

■コンテンツの名称変更
「シルク印刷の工程」→「シルク工程」
「印刷物の紹介」→「シルクカタログ」
「原稿データ情報」→「DTP」
「アンオフィシャルバックルーム」→「バックルーム」

■新しいページを追加
新たに「HISTORY」ページを追加しました。
シーガルハウスのホームページも、進化してるなぁ・・・。

■大好評のバックルームが進化!!
<2005 SPRING>での大きな事件と言えばコレ、「バックルーム(旧アンオフィシャルバックルーム)」がSo-net(ソネット)ブログでスタート!!
※2005.5.22現在はここココログにて公開中

もちろんコメント&トラバ許可になっているので、記事感想なり何なりお気軽に書き込みしていってくださいナ。
コメントはブログトップページで見ている場合は記事終わりにある「コメント」をクリックして、記事ごとのページで見ている場合はページ下にあるコメント入力エリアから書き込めますよ~。

今後のホームページの更新情報はもちろんホームページで発表するので、ホームページのほうもチェックお忘れなく。

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2005年3月 7日 (月)

美装 UVダイレクトプリント

カッティングとインクジェットに押され年々減少しているシルク印刷。
特に私の専業だった建築関連サインは半減、いやそれ以下か。それでもシルクのほうが勝っている部分もまだまだあることも事実だ(と思う)。

今回はSUSにUVダイレクトプリントしたサンプルが手に入ったのでその感想を。

美装さんから送っていただいたサンプルは3点。
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○EBコートプリント hyper ホワイトベースタイプ(写真左)
アルミ板に白の下地、そして写真を転写してあるという。さらに表面をコーティング。綺麗。耐候性も問題ないだろう。公園などによくあるこのタイプは何度も目にしているのでそう驚きはしない。シルクではとてもかなわない。お手上げ。
問題は一つ、SUSやアルミ等の質感を表面に出せないことかな。

○EBコートプリント hyper クリアベースタイプ(写真右)
その質感を出しているのがクリアベースタイプ。
これはホワイトベースをクリヤーな下地にしたもの。SUSにプリントしてあるのが一目瞭然。これも綺麗。透明感が良くプリントされている。というより黒系以外はみな透明がかってしまうのだろう。

したがって彩度・明度の高い色彩は無理ということなのだろうか。

○UVダイレクトプリント
SUSにクラシックカーがプリントされている。良い感じだが、かなり荒い。UVだから仕方がないのかな。けどクラシックな感じがよく出ている。
文字のほうもやはり荒い。もっとシャープさが欲しい。このへんはシルクのほうが断然いい。

色の再現性はSUSに直接なのだから、先のクリアベースタイプと同じ様に彩度・明度の問題は避けられないか。シルク印刷にしてもSUSやアルミにだと彩度・明度はだいぶ落ちるのだから。
と眺めつつ、シルク屋の癖で密着度は~と爪で軽く掻いてみる。

む、欠けた。

セロテープを貼ってみる。そしてそうっと… 剥がれた。
ヘアーラインでかろうじて着いている状態だから、鏡面は不可なのも頷ける。
ガラスも当然不可だろうな。
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シルク屋としては耐候性も重視するがそれ以前に密着してなければ話にならない。これでは屋外ではどれほど保つのだろう。
しかし、展示会とかショウルームとかなら十分用途があると思う。屋外でも短期間なら問題ないだろう。

○シルクとの併用は…?
いずれは解決するのだろうけど、クリアベースタイプもUVダイレクトプリントも問題は白か。
屋外で長期間の用途を考えるならば、画像部分のみシルクで下地に白を印刷し、その上にダイレクトプリントをしたら(できるのだろうか?)解決するのではないか。
と、一応シルク屋なので思ってみたりもした。

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