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2011年4月29日 (金)

アケビの新芽

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仕事場の窓枠に伸びるのはミツバアケビ。
この夏は緑の日よけになるはず。

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アケビの新芽を、山菜で木の芽という地方もある。
食べる習慣はなかったが、せっかく生えているのだから食べてみる。

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シンプルに茹でただけで味わってみる。
わずかに苦みやえぐみが感じられるが、それがまた山菜らしい。
わざわざ採りに行くほどでもないが、あれば採って味わいたいレベルだ。

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今日からGW。

ここ数年のGW中とその後は仕事が閑になっていた。
自営業はその分収入が無くなり、休むほど憂鬱気分も深くなる。

今年は幸いにも、これから10日間で1週間は仕事だ。
海や山へも出かけてみるつもりだが、仕事の段取りと天候次第。

因みに今日は晴天で、絶好の行楽日和と言っている。
しかし、私的にはカンカン照りより曇っている方が良い。
暑いし、日焼けしたくないからだ。

なので、今日は仕事日和だ。笑


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2011年4月27日 (水)

ブダイの味

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ブダイの身は水っぽいとあったが、さてどうなのか?
まずは刺身にするとぷりぷりと弾力があり、むしろ硬いという感じ。
ベラを少し上品にしたようなところで、それほど美味いとは思えない。

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刺身より鮨にすると美味くなる。
内臓は臭いとあったが、肝はカワハギに劣らず。
ワカメで軍艦巻きを握ったところ、これが一番美味かった。

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次はアラの煮付け。
刺身よりは熱を通した方が良さそうで、皮が美味しい。

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さらに美味しいのが洋風。
掬ってきたイソスジエビも加えてパスタにしてみた。

でもまあ、ポアレ風に焼くと何でも美味しくなるけど。笑
大物だったので食い応えはありましたよ。。。


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2011年4月25日 (月)

今年初の釣り

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昨日の日曜日。
昼飯を済ませてのんびりしていると、釣りに行こうかと息子が言う。

今年になって、息子はまだ海へ行っていない。
仕事も急ぐ事はないそうで、私もまた特に急ぐ仕事はない。
随分と遅いけど、初釣りでもするかと出かけた。

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真鶴の磯に着いたのは2時半頃、まずは餌のヤドカリを捕る。
多くのヤドカリは珍しく岩の上にいて、容易く数十個を捕る事ができた。

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さて、期待を込めて第1投。
とは言うものの、大体この時期に良い結果を出していない。
カサゴかムラソイが1匹でも釣れる事を期待するのみ。

しかし、期待は大きいがアタリはなく、根掛かりばかり続く。
が、開始から10分ほど、近くで釣っていた息子が何やら格闘中。

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安竿が折れんばかりにしなり、道糸も切れそう!
波にのせてやっと岩の上に引きずり上げたのかこれ!!

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なんと41㎝のブダイ!!!
こんなのが足下で、しかもヤドカリ餌で釣れるとは驚き。
これこそ全く予想外の釣果。

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普通はこんなので、引きを味わっただけでも良しとするところ。
なにしろ半年振りくらいの釣りなのだから。

こうなると少々戦意喪失。
たとえカサゴを釣ったとしても、あれより大物は釣れるはずもない。
正味1時間半ほど釣ってみたが、他に釣れたのはベラが2匹ほど。

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さて、ブダイを手にするのは初めてだが、多少の知識はある。
内蔵が臭いから、その場で下拵えした方が良いと言う。
その通りに捌いてみたが、それほど臭みは感じなかった。

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それにしてもこの鱗の大きな事。
記念に残しておくそうだ。

これでまた大物を息子に釣られてしまった。
メバルやカサゴもムラソイも、息子の方が大物を釣っている。

まあ良いか。
息子は親を越えて育ち、生きて行くものだ。
と、自らを慰める。笑

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2011年4月23日 (土)

野良猫メジは・・・

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メジが姿を見せなくなって1ヶ月ほど経つ。

野良猫の寿命は3~4年という説がある。
過酷な条件で生きざるを得ないからだろう。

初めてメジを見てから2年半が経つ。
若い猫のようだったが、その年に生まれたのではなさそうだった。
おそらく今年4歳ぐらいと思われる。

1ヶ月ほど前に見た時、特に悪そうな感じは全く無かった。
また子を宿しているようだったが、まだ臨月でもなかった。

画像は昨年7月。
ハトを捕らえてきて貪り食っているところ。
何処かで逞しく生きている事を願う。


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2011年4月21日 (木)

アメフラシの卵

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アメフラシの卵には毒があるとも言われている。
アメフラシが食べる海藻に毒性がある場合らしい。
食べたという例もあるので、試しに少しだけ食べてみた。

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食べたという例では味が無いという。
が、生ではウニやナマコに通じる味がある。

これを茹でるとオレンジ色が抜けて黄色になる。
(左が生で右が茹でた卵)
味も抜けるようでわざわざ食べるほどでなくなる。

まず食べたのは仕事仲間と海へ行った時。
仲間の息子と、生で少し囓ってみた。
恐る恐るの感もあり、食べたのは小指の先ほど。

その日は海から帰ってまた仕事をした。
家に帰ると疲労感が強く食欲もない。
風邪気味で行ったからと思い、晩酌もそこそこに早く寝る。

翌日の夜、家人と息子でアメフラシの卵を味見。
私と家人は生と茹でたのをそれぞれ小指の先ほど。
息子は生だけを小指の先ほど食べ、ナマコの様な味という感想。
特に不味い訳でもないが、何故かそれ以上食べる気にならない。

その2時間後。
私に猛烈な悪寒が襲い、完全に風邪を引いてしまったと自覚。

さらに1時間ほどして嘔吐。
いつもの風邪の引き始めにしては悪寒も強く長い。
酷い風邪になったと思ったが、それ以上悪化しなかったので眠る。

翌朝、息子と家人は寝る前にムカクカと気分が悪かったと言う。
それでも嘔吐するほどではなかったそうだ。

となると、仲間の息子はどうしたかと連絡してみると・・・
帰るなり嘔吐して寝込んでしまったそうだ。

彼もまたその日は風邪気味で、体調は悪かったのだそうだ。
嘔吐でダウンも風邪のせいと思っていたらしい。

彼が回復したのは4日後。
私はダウンするほどではないが、3日ほど食欲不振。

その後アメフラシの毒性を丹念に調べると1件の症例があった。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10016929114

なるほど、肝障害を起こすのか。
特に体調が悪い時、毒性は増幅されるのかも?
悪酔いとか二日酔いの症状にも似ていたので頷ける。

誰も食べないだろうけど、子供には食べないように教えよう。
真鶴のアメフラシには毒がある!!!


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2011年4月19日 (火)

百薬の酎 No.71~No.73

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No.71 キクラゲ  効能:高血圧・痔・血液浄化など。
苔むした木の匂い。
甘みは感じるが、不味い。 ×

No_3 No_1_3
No.72 ウスヒラタケ  効能:便秘・血栓症など。
キノコの香り。
やや甘く、わずかだが旨味も感じる。 おまけで○

No_4 No_1_3
No.73 シイタケ  効能:風邪・制癌・滋養強壮など。
シイタケの出汁そのもの。△

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

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このところ雨が降らないが、昨夜はまずまず降ったようだ。
前回の雨は少なく、アミガサタケを発生させるほどではなかった。
今回は期待できそうな感じ。

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2011年4月17日 (日)

ハナイカダ

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ハナイカダを食べてみようと思ってから3年目。
やっと新芽の季節に採る事ができた。
葉の中央にある蕾が花で、咲く前までが美味しいのだとか。

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最初はシンプルに茹でただけで食べる。

柔らかくクセもなく、優しく上品な味。
どんな味付けをしても美味しく食べられそう。


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2011年4月15日 (金)

ニリンソウとトリカブト

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これはニリンソウ。
今の時期は白い花が咲く。

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この葉がトリカブトと間違えられるのだそうだが。

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こちらはニリンソウの傍に生えていたトリカブト2種。
左の細い葉は間違える事もないが、右はよく似ている。

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真ん中がニリンソウで、左右がトリカブト。
ニリンソウは大きい葉を選び、トリカブトは小さい葉を選んだ。

概ね、トリカブトは株が大振りで葉は緑色が濃く肉厚。
対してニリンソウは弱々しく白い花が咲く。

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わざわざ危険を冒してまで食べるほどではないと言う人も多い。
でも、クセが無く上品な味で私的には好みだ。
食べるなら花が付いているのを採れば良い。

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2011年4月13日 (水)

クサソテツ

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一般的にはコゴミと言うが、この山菜の季節は1週間ほど。
既に殆どが成長してしまい、食べるにはもう終わり。

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もう1日か2日早ければ。

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それでも根気よく探してみると食べ頃が。
採るならこの中の小さい3本を、残りは株のためにも残しておく。

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ツクシと一緒に炒め煮。

生えている画像は昨日で料理は4日前。
4日前に採った時はカメラを忘れたので、昨日は撮るために行った。
食べられるのがあれば採るが、あまりにも少なかったので止め。


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2011年4月11日 (月)

冬越しトマト

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冬越しさせようと室内で育てていたミニトマト。
残念な事に枯れてしまった。

室内では南向きの窓辺に置いた。
が、窓は防寒対策でプチプチシートを貼ってある。
防寒対策は効果絶大だったが、太陽光が乏しかったのが原因だろう。

この冬は気温が低く、昼間でも外に出せない日が多かった。
たとえ出せる日があっても、仕事に出ると帰りは夜。
夜の寒気にあたると枯れてしまうので、じっと辛抱の毎日。

しかし、葉が1枚2枚と枯れていき、3月には全て落ちてしまった。
がっかりしたが、直ぐに処分しないでそのままにしておいたところ・・・

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新芽が出てきた!!!

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枯れて死んだと思っていたが、根は生きていたようだ。

直ぐに処分しなかったのはこれを期待した訳ではない。
暖かくなってから別な野菜を植えようとそのままにしておいただけだ。

死んだも同然に見えたこのミニトマト。
そうだ、これは“復興日本”と呼ぶ事にしよう。

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2011年4月 9日 (土)

磯遊びの昼飯

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私の場合、海へ行っても短い時間で帰ってくる。
今回は仲間が都内から来ているので、できるだけ長く楽しませてやりたい。
時間はたっぷりあったので、久し振りに焚き火で昼食だ。

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焼きワカメ。

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マツバガイとバフンウニがおかず。

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仲間の息子が、拾ってきた竹で作った特性トング。

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海へ持って行ったのは素お握りと醤油のみ。
焼きワカメでお握りをくるみ、焼きウニをのせて食べる。
見た目は綺麗じゃないけど味は良し。

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2011年4月 8日 (金)

干しワカメ

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昨日は仕事仲間T親子とワカメ採りに行ってきた。
海へ着いたのは11時前。

干潮は13時頃だが、既に潮はかなり退いている。
今年初磯遊びのT親子は早速探し回るが、なに、慌てる事はない。

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ホンダワラはもう終わり、今回はワカメを採る。

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面白いものは無いかと、歩き回る間にも潮はさらに退いて行く。
干潮いっぱいの13時頃にはワカメが水面から出てくる。
持ち帰る分はこの時間にささっと採ればいい。

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採ったワカメはその場でまず浜乾し。
北海道の昆布干しみたいだな。

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持ち帰ってからそのまま一晩干したのがこれ。

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ワカメの季節としては既に終盤で、葉先の方から枯れてきている。
この部分は菜園の肥料。

こうして乾燥させたワカメは香りが良い。
後は乾燥剤を入れて密封し、冷暗所で保存。

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2011年4月 7日 (木)

ふきのとう

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ここまで大きくなると、普通は食べないので誰も採らない。
でも、食べられない事はないので私は採る。

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さっと茹でて細かく刻み、味噌とみりんなど好みの調味料で和える。
それを白身魚の上にのせて焼く。
美味いです。

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2011年4月 5日 (火)

ハナダイコン

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河原では今もハナダイコンが良い時期。

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採るのは指で簡単に千切れるぐらいの先っぽの方。
千切れないところは硬く、概ね花と葉を1枚。

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意外に美味しく、大根仲間のルッコラと似ている。
私的には辛みのないルッコラという感じ。

このハナダイコン、生えている時は赤紫だが、持ち帰ると青紫。
時間が経つと色が変わるのか?
焼酎にも漬けたところ、紫色が出てきているので楽しみ。

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2011年4月 3日 (日)

ノカンゾウ

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少し遅くなったが、ノカンゾウの新芽を採りに行った。
北側であまり陽の当たらない場所に、遅く出た芽を探した。
画像の右下、小さい方が柔らかくて美味しい。

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アオヤギとタコを添えたヌタ。

毎年思うが、自分で調達した魚介類とヌタにして食べたい。
しかし、海へ行く日は山まで行く時間が無く、山に行く時は海へ行けない日。

いつも採るのはその日食べる分だけで、残しておく事はない。
2日続けて海と山へ行けばいいのだが、なかなかタイミング良く行かない。

これから1週間ほどは磯遊びに都合が良い。
気持ちだけは海へ傾いているのだが、仕事を放り出してまでは行けない。
海藻を拾い、貝を獲り、カサゴを釣っている姿を想像するのみ。

さて、仕事するか。。。

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2011年4月 1日 (金)

百薬の酎 No.69~No.70

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No.69 ガマズミ  効能:利尿・滋養強壮など。
色がGood!
酸味と良い感じの渋味があるが、1ヶ月だと若い感じ。
もう少し熟成させたほうが良さそう。 ◎

因みに採ったのは赤くなって直ぐの頃。
漬けるのを急ぐあまり早く採ってしまった。
完熟の実を漬けたならかなり美味しいと思う。

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No.70 スズメウリ  効能:利尿など。
枯れ草のような香り。
ウリのような味を感じる? ×

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

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