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2010年12月31日 (金)

ナマコとカレイ

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故郷青森の、この夏の猛暑でホタテは壊滅状態。
今年はもう送れないと言っていた姉から、ナマコとカレイが届いた。

故郷の海は、年末近くになると連日荒天で漁に出られない日が多い。
幸い、2日ばかりナマコ漁が出来たそうなのだ。

このナマコは近年高価で取引されていて、キロ¥3,000とか¥3,500とか。
それが2キロも送られて来て、捌いて保存する作業も大変。
勿論嬉しい作業である。

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そのナマコ漁で一緒に獲れたのがカレイ。
ヒラメとカレイの区別は付くが、詳しい種類は分からない。
マコガレイかと思うが、後でしっかり調べてみよう。

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そのカレイは25㎝から30㎝が20枚ほど。
これまた保存を考えなくてはならない。

昨夜は半分を煮付けにし、小分けにして冷凍。
一番大きな個体2匹を塩焼き。
残りは塩を振り風乾し中。

相変わらず年越し正月と出かける予定はない。
楽しみと言えば普段より少々多く酒を呑むぐらいだ。
これに故郷の味が酒を一段と旨くし、幸福感を増してくれる。

ありがとう。
良い年を越せるよ。

皆様も良い年越しを。

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2010年12月29日 (水)

百薬の酎 No.61~No.63

No61 No61_1
No.61 モッテノホカ  効能:高血圧・めまい・風邪など。
線香のような香りが鼻に抜ける。
苦みもあり、少々きつい。 △

No No_1
No.62 ミョウガ  効能:健胃・疲れ目など。
ほのかにミョウガの香り。
甘みもあり飲みやすい。 ○

No63 No63_1
No.63 キンモクセイ  効能:歯痛・うがい薬なそ。
やはり芳香剤のような香りはするが、キンモクセイそのものではない。
やや甘み。 
早めに花を引き上げるのが良いかも? おまけして○。

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら
焼酎甲類25度 砂糖無し

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年末年始の休みが始まった。

私の予定でも明日から4~5日休み。
寒いけど釣りや山歩きをするつもりでいた。

ところがこの1週間で色々と仕事が舞い込んできた。
多くは年明けで良いのだが、これがまた何件も重なってきている。
来るならもっと早く来ないものなのかと嘆きたくなるが、無いよりはマシ。

外はクリスマスから寒波が居座っている。
風邪も完全に治りきってはいない。
仕事場に籠もり、せっせと仕事だ。

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2010年12月27日 (月)

モスソガイ

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叔母が送ってくれたモスソガイ。
叔母の長男は業業組合に勤めていて、余録で雑魚や雑貝が手に入るらしい。
実に羨ましい話である。

この貝は姉も送ってくれるが、今年は姉から来ないから今回のこれ一皿のみ。
そう思うとさらに貴重に思えてくる。

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こんな時は調理などしない。
殻からするりと剥いて、そのまま食べるのが一番。

家人は手術後の体に貝が効くとかで、手が伸びるのが早い。
あ・あ・あ・・・
少しは遠慮してくれないものか。笑

この貝を知らない人に、カタツムリだと言えばかなり退く。
が、それよりさらにもっと退く話しがある。

海難事故で行方不明者が出る。
その不明者が打ち上げられた時など、この貝が弔うように付いてくるのだそうだ。

余計な説明は止めとこう。

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2010年12月25日 (土)

シャコ

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故郷の叔母が送ってくれたシャコ。

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17~18センチだが、もっと大きくなって20㎝ぐらいになる。
たまにこの辺りで売っているが、小振りな個体ばかりだから買うことはない。
かなり久し振りに口にする。

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食べ方はまず頭と尾とヒレをちぎる。

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それから胴体の脇を鋏で切る。

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殻を剥いてかぶりつく。
いやーーー旨かった。

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因みに一番好きなところはこの爪。(鎌?)
カマキリを逆にした様で、この付け根の肉が旨い。

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故郷でホタテの養殖をしている姉と話した。

この夏の猛暑で陸奥湾のホタテは壊滅状値なのだそう。
2ヶ月ほど前だったか、全国ネットのニュースでも取り上げられた。
私はそれを見なかったが、画面に出た漁師は私の幼なじみで同級生。

姉の家では幸いにも、被害が出る前に殆どを売っていたそうだ。
それでも、正月用と私達に送るために残しておいた分は全滅。

実質的な被害は少なかったらしいが、来年はどうなることやら?
今も海水温は平年に比べて高めなのだそう。

今年はホタテを食べられないが、姉は元気そうで良かった。
私の初孫の写真を見て喜んでくれたのも嬉しい。

が、孫と一緒の私に一言。
お前も60なんだなぁ。。。

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2010年12月23日 (木)

百薬の酎 No.57~No.60

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No.57 アカシソ  効能:消化不良・咳・痰・食欲不振など。
本来はもっと赤ワイン色。
シソの香りがして、これは美味しい方。 ○

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No.58 アオシソ  効能:魚毒中毒・神経痛・リュウマチなど。
これもアカシソ同様美味しい方。
でもアカシソより劣る。 おまけで○

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No.59 エゴマ  効能:脳梗塞・心筋梗塞・高血圧など。
アカシソ、アオシソと同じ様な感じ。
味もそれぞれの中間。 ○

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No.60 ニラ  効能:滋養強壮・強精など。
ニラだけにギョーザの匂い。
でも飲みにくく、不味い方。 ×

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

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このところ風邪気味で、善くなったと思ったらまた調子が悪くなる。
酷い状態でないから、ちょこちょこ出かけたりするのが良くないのかも。

雨も降ったし気温も高い。
キノコ探しには良いタイミングだろうけど、体調がタイミング悪し。
残念だが、まずは完全回復に努めよう。

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2010年12月21日 (火)

叔母から

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叔母は今年80歳になった。
足腰が弱くなったそうだが、口はまだまだ達者だ。

私の父が長男で、叔母は10人兄姉の末っ子。
親子ほど歳が離れ、一番上の姉は99歳で今年亡くなった。
後19年は生きられるという話しをしたが、多分叔母なら大丈夫だろう。

昨日、その叔母から荷物が届いた。
リンゴの他に長薯・シャコ・モスソガイ、そして自分で作ったという干物と飯鮨。
少し風邪気味であったが、おかげで元気になった。

ありがとうさん。
まだまだ長生きして頂戴。

そうそう、初孫が生まれ、お祝いを頂いたのに写真も見せていない。
あろうことか、私にと小遣い(笑)まで貰ったのに。
一緒に何か送ろうと思っていながら、ズルズルと過ぎてしまった。

今週末には届くよう送ります。
少々お待ちを。

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2010年12月19日 (日)

アシグロタケ

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ナラタケを採った時に近くに生えていたアシグロタケ。
硬くて食べられないキノコだが、出汁は出るという。

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ということで乾燥保存しておき、水に浸しておいた。
この時点でいかにも山のキノコという風味と、結構美味い味がある。

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シイタケほど主張はしないが、控えめながらそれなりの出汁は出ている。
ハチノスタケやアミスギタケの出汁よりはずっと格上。
山里料理の出汁には良いかも。

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2010年12月17日 (金)

百薬の酎 No.54~No.56

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No.54 スギ  効能:肩こり・ねんざ・筋肉痛など。
画材のような香り。
少々えぐみがあり、飲みにくい。 ×   

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No.55 ヒノキ  効能:歯痛・口内炎など。
線香のような香りも。
飲みにくいのはスギ同様。 ×

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No.56 アカマツ  効能:心臓病・低血圧・滋養強壮など。
スギとヒノキをおとなしくしたよう感じ。
やや甘みあり。 おまけで△

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

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2010年12月15日 (水)

未だにミニトマト

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軒下菜園のミニトマトは未だに実を付けている。
霜にあたると終わりだが、今年はまだ霜が降りるほど寒くない。
長期予報では、12月は寒いとの事だったが?

いずれにしろ、そろそろ終わりになるのは避けられない。
そこで冬越しをさせる事に。

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と、こちらは鉢植えミニトマトだ。

2年前に鉢植えを試してみたが、植え替えた時期が遅かった。
今年は鉢植えにして既に1ヶ月半。
霜が降りる前に室内へ移動させるが、今のところは外に出している。

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2010年12月13日 (月)

百薬の酎 No.51~No.53

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No.51 柿の葉  効能:高血圧・咳・痰など。
本屋、京王百貨店の匂い?
わずかに渋味と甘み。 △

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No.52 イチョウ  効能:老化防止・動脈硬化・夜尿症など。
薩摩揚げの匂い。
飲むほどに苦みが出る。 ×

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No.53 サンショウ 効能:利尿・腹痛・消化不良など。
わずかにサンショウの香りがする。
少し辛みあり。 でも×

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

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2010年12月11日 (土)

平日にハゼ釣り

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真鶴港12月10日。

木曜日夜、息子と晩酌をしながら次のハゼ釣りを話す。
どうせなら、自営業特権の平日に行こうかという事になる。
ならば明日という事に急遽決め、金曜午後に真鶴港到着。

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開始早々私にマハゼが釣れる。
いつでもそうだが、直ぐに釣れると大漁を期待してしまう。
大抵はそう上手く行く事はなく、次に釣れるまでの時間は長い。

気温は低いとの予報だったが、港内は穏やかで暖かい。
とは言えそれは日あたりの所で、少しでも風が出ると寒く、日陰は勿論寒い。

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メゴチ

今回も息子と竿・仕掛け・餌も同じ。
狙いはハゼのみで、餌は珍しくジャリメを購入。

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サビハゼ

やはり釣果を競うということで、近くで同じように釣っていく。
釣れた時間帯とか、日あたり日陰もあまり関係なく、ポツポツ釣れる。
今回はどっちともなく、同じように釣れたようだ。

途中、取引先のアングルさんから電話が入る。
いきなり「潮の匂いがするよ」とか言う。
珍しく留守にしたので彼は冗談で言ったのだが、本当だと聞いてビックリ。笑

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4時までおよそ3時間。
マハゼが12とメゴチが4、そして猫餌用サビハゼは10数匹。

数からすると3時間で30匹ほどだから、一人平均12分で1匹釣れた事になる。
これは多いのか少ないのか?

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最大は私が釣った20センチ。

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今年初のハゼとメゴチの天麩羅は旨さ間違いなし。
最大のハゼは刺身にし、肝と食べる。
小さな肝を残すのは面倒だが、これはまた旨いですぞ。

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と、肝と言えばカワハギ。
まだ磯にも居るようだが、実は真鶴港の前に岩港に寄って1時間ほど調査。

しかし、持って行った道具はハゼ用にコンパクトロッドと、ハゼ用の仕掛け。
それでも胴突き仕掛けを作り、ジャリメで攻めてみた。

投入と同時にアタリは多いが、殆どは餌取の小魚だろう。
それでも3度ほど大きなアタリがあったが、いずれもハリスごと切られた。

たぶん、居るのは間違いない。
ただ、それなりの仕掛けと餌が必要だ。
さらに、私のように出かける時間が遅い者には、場所がまた問題だろう。

この話は海ネタがなくなった時にでも。。。

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2010年12月 9日 (木)

里芋

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ヒラタケを採った近くには川が流れている。
そこの河川敷に生えていたのが里芋。

自然に流れ着いて根付いたのだろう。
抜いてみたら芋がゴロゴロ。

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これはまた嬉しい収穫で、川だから直ぐに水洗い。
しかし、困った事が・・・

入れ物がない!

こんな時にはまた、ゴミとしてのレジ袋などが見つからないものだ。
取りあえず芋はその場に置き、また探索がてら袋も探す。
幸いにも割と綺麗な袋を見つけて持ち帰る。

写真はないが、ヒラタケとの煮物は美味かった。

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2010年12月 7日 (火)

巨大ヒラタケ

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5日の日曜日、釣りに行こうと思っていたが仕事になってしまった。
海まで行く時間はないが、それでも合間の時間はある。

たまにはと、あまり足を向けない公園の近くに行ってみた。
この辺りで何度かキノコを探した事はあったが、キクラゲ程度しか見ていない。

今回はキノコよりも、薬酒用の木の実などを描いていた。
そういう欲がない時こそ、思わぬ事が待っていたりする。

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なんと、巨大ヒラタケだ!!!

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一株でもずっしりとした重量感。

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同じ倒木の覆い被さった草をどかすと、それより少し小さめのが見つかる。
それでもかなりの大きさのヒラタケだ。

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この他に、さらにもう1カ所でも数本。

よりによって手持ちのバッグは小さめで、袋もまた小さめが数枚。
形が崩れないように、何とか入れて持ち帰る。

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本命キノコはエノキタケ。
見つけたのはこれのみ。

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2010年12月 5日 (日)

イシガニの中華風

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2週間前に掬ったイシガニ。

このところ仕事は忙しくなく、釣りに行く時間は十分ある。
しかし、自営業というのは忙しくないと元気が出てこない。

それでもこの週末は釣りに行くつもりだった。
が、またしても週明けに欲しいという急ぎの仕事が入ってきた。

今日の記事はハゼを釣って天麩羅を食べる話しだったのに・・・
(獲らぬ何とかか・・・笑)
と、こんな時のために残しておいた海ネタを。

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イシガニはいつも決まって茹でて食べる。
だが、若い息子はたまに違った食べ方が良いと言う。
そこで中華風に炒めて食べる事にしてみた。

まずはイシガニをざっくり切る。
因みに甲羅の下にあるエラ(包丁の刃先部分)は食べない。

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そしてあり合わせの野菜と一緒に中華味で炒める。
見た目は良くないが、味はかなり美味くできた。

だけど・・・食べにくい!!!

調味料が付いた殻を直に手掴みするのも何だか?
野菜にも小さな殻が入っていたりして口当たりが悪い。

さすがに、カニパスタも良いと言っていた息子だが、リクエストはなかった。笑

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2010年12月 3日 (金)

百薬の酎 No.47~No.50

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No.47 オナモミ  効能:動脈硬化・風邪・頭痛など。
やや焦げ臭さがあるが、不味いほどではない。 △

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No.48 ミズヒキ  効能:胃痛・腰痛止血など。
意外にすっきりした味。 おまけで○

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No.49 ヤブラン  効能:咳痰・滋養強壮など。
古い日本家屋で、ふすまのような臭いか。
息子はウエハースを凝縮したような感じだとか。 △

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No.50 オシロイバナ  効能:利尿など。
少し甘みはあるが、古い鉄道列車を思い出す味。 ×

◎ 作る価値あり  ○ 作ってみるべし 
△ 薬酒だからこんなもの  × 効能を求めるなら

これでやっと半分の50種。

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2010年12月 1日 (水)

オニヤドカリ

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夜の真鶴港で(11月21日)掬ったオニヤドカリ。

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いつも獲ったその日に食べてしまうが、今回は2日後。
そのせいか腹の部分は張りがなく、少々萎み気味だ。

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この中にある筋肉(白い部分)を刺身にし、他は味噌汁に。

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刺身は伊勢エビに例える人もいる。
それほどとは決して言えないが、まあそんな感じがしないこともない。笑

が、今回は2日後で、かなり独特の匂いと味が強くなっている。
色ももっと白いはずだったが。

これは・・・ホヤに似ているか?
しかも鮮度がかなり落ちたホヤの感じ。

食べるなら、獲ったその日に食べるのが良い。

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