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2010年7月31日 (土)

バフンウニ

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コロコロと、まさに馬糞のようなバフンウニ。
北国の高級エゾバフンウニとは違い、ほぼ何処にでも生息するB級品。

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B級品ではあるが、ウニはウニ。

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小さくて身を取り出すのは根気がいる。

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30分かけてこのぐらい。
この後塩水で洗って完成。

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味は濃厚で旨い。

私の目から見ると、磯では珍しいものではない。
潮が引いていればいつでも採れるのだが、面倒なのであまり採らない。
一般には、以外に知られていないのではないか?

今週末の海行きは休み。
さすがに4週も続けて行ったおかげで、少々飽きてきた。

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2010年7月29日 (木)

藤花酎

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2ヶ月前に漬けた百薬の酎 No.4 藤の花。
梅花酎は赤くならず、これもまた紫色にはならない。

味と香りは?
よく分からないけど、不味いという訳ではない。

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半分ほど飲んでブレンド。
今のところこれが、桑の実・梅花・蜂・藤花と4薬の酎だ。

もちろんこれも少し飲んでみる・・・

ン・・・

結構美味いぞ!

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2010年7月27日 (火)

合歓の花

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漢方ではこの花と蕾、木の皮を用いるという。
名前からして想像できるように、効能を調べると中には艶っぽい話しもある。

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蕾みたいに見えるが、採ったのは花も終わりの時期。
蕾かどうか?

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これもまた、薬酒用12種目に乾燥。

百種類にはまだまだ遠い。

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2010年7月25日 (日)

またカワハギ調査

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先週に続き、カワハギがどれくらい確認できるか泳いで調査。
前回は少し広範囲に調査したが、今回はいつもの釣り場付近のみ。

今回もまたカワハギは確認され、2時間ほどで15匹以上は見ることが出来た。
小さめは、およそ15~20センチぐらいのが5匹ほど。

後はそれ以上の良型で、中には明らかに30センチと思われるのも数匹。
これだけいたら、5匹ぐらいは釣れて当たり前のような気にもなってくる。

しかし、餌取のベラもまた多い。
潜って海底の石を動かすと、数十匹のベラが襲ってくるぐらいだ。

これでは本命に餌が届くかどうか?
カワハギ自体は確実にいるので秋が楽しみだが、餌取対策が問題。

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今回の調査中にも、目が合ってしまった不幸なタコ。
今夜はたこ焼きだ。

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2010年7月23日 (金)

マゴジャクシ

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公園にある、大きな切り株から出ていたマゴジャクシ。
見つけたのは昨年で、その時は小さいのが1本だけ、しかも折られていた。

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今年も何度か見ていたところ、梅雨時に複数発生。

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霊芝に似ているというが、霊芝は見たことがない。
効能もまた分かっていないらしいが、何某かあるに違いないと期待されている。

硬いのでもちろん食用には向かない。
乾燥させて薬酒だ。

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2010年7月21日 (水)

ボタンボウフウ

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海岸に生えるボタンボウフウ。

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わずかな隙間にも生えるほど生命力が強く、沖縄では長命草とも呼ばれている。

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薬酒にするため採ってきたが、折角なので釣魚のあら煮で食べてみた。

が、花の時期故か硬い。
香りと味はアシタバによく似ていて、春先の柔らかい芽なら美味しいだろう。

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2010年7月20日 (火)

タコとジャガイモのパスタ

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不幸にも私と眼が合ってしまったタコ。
水深1mほどの、岩と岩の間に身を潜めていた。

保護色で見えにくいが、そこは経験が物を見る。
若干の色の差が私の眼を止めるのだ。

直ちにそれを手掴み。
穴の中にいるタコは難しいが、姿が見えて潜んでいるのは割と容易い。

今回は息子が何処からか見つけてきたレシピ。
タコとジャガイモのパスタだ。

作り方は特にこれということもない。
実はあったのだが、忘れたので適当にペペロンチーノ風に作った。

美味い!

例によって、味を伝えるのは苦手なので想像して下さい。
いや、想像より、実際に捕って食べることだな。

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2010年7月19日 (月)

初ミョウガ

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昨日の夕方、今季初のミョウガの子を収穫。
昨年は8月11日が初で、その前年より1週間早い。

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植えてから3年目、遅く出るタイプかと思っていたが、これが本来の時期か?
今年は別に早生タイプも植えたが、1年目だからかまだ出てこない。

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今年初物を甘酢漬けで味わう。
これから暑い夏、毎日味わえるか?

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2010年7月18日 (日)

梅花酎

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残念ながら赤くはならず、一般的な梅酒に見える。

口に含むと、ほのかに梅の香りが漂うような?
この辺は漬けた者の思い入れか?

味は、特にこれという事はない。
ただし、若干呑みにくい。

が、呑みにくいとは言え、焼酎そのままよりは遙かに味が良い。

これは百薬の酎計画No.3だ。
因みにNo.1は桑の実、No.2はアシナガバチ。

これらを少しずつ注ぎ足して、100種類ブレンドしたときに、百薬の酎が完成する。

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2010年7月17日 (土)

カワハギ調査

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梅雨が明け、夏空に変わった。
今週もまた海へと、無料の西湘バイパスを走る。

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梅雨空ならカワハギ釣りと思っていたが、真夏のカンカン照りでは釣りたくない。
初泳ぎでカワハギがどれだけ居るのか確かめてみる。

写真では穏やかに見えるが、泳いでいたときは波があり、風もやや強かった。
水はやや濁り、水温はやや冷たく感じる。

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水面からは何も見えないが、果たしてその中は・・・

まずは水面そこそこに、10センチ前後のウミタナゴがわんさか。
その下にはベラ類もまた多く見られる。

次に目につくのはハコフグ、30センチぐらいのアイゴも多い。
さらにタカノハダイが以外に目につき、かなりの大型も珍しくない。
あんなにいるのに、以外に釣れないものなんだな。

さて、カワハギは? 
 
いました!!!

群れてはいないものの、ぽつりぽつりと目につき、ゆっくりと優雅に泳いでいる。
1時間ほど泳いでみた中でおよそ10匹以上で、中には30センチほどの大型も。
(水中メガネでは大きく見える。笑)

はたして釣りとしては、1時間に見た10匹以上は多いのか少ないのか?
同じ個体もいただろうし・・・

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こちらは私と目が合ってしまった不幸なパウル君。
カワハギ調査の他、今日の本命だったのだが見つけたのは1匹だけ。

他に良型のショウジンガニ3匹も手掴みしたが、バケツに入れて逃げられた。

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2010年7月16日 (金)

スグリ

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子供の頃の懐かしい味はスグリ。
英語ではグーズベリーとも呼ぶらしい。

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完熟すると赤黒くなる。

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こちらは大粒タイプで、完熟してもこの程度より赤黒くはならない。

Suguri
この辺りでは知名度が断然低く、通りがかりの人に良く尋ねられる。
普段は外へ出る度につまんでいるが、もちろん百薬の酎計画にも入っている。
今年は多めに漬けよう。

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2010年7月15日 (木)

ニダイタケ?

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このキノコは知人のアングルさんから送られて来た写真だ。
生えた場所が・・・

Kinoko1_2 なんとトラックの荷台!!!
上の写真のは手前、奥にも点々と生えている。

敷いてある板が木製なら、キノコが生えても何らおかしくない。
しかし、現実に生えたとなると驚く。

残念なことにキノコに興味のある方はいないと見えて、全部捨てられてしまったそうだ。

写真だけでは同定できないが、マツオウジが近いかも?
取りあえずは“ニダイタケ”とでも呼んでおこう。

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2010年7月14日 (水)

タカノハダイの山椒味噌焼き

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不味い魚の代表格なのだが、何もせずにただ食べるのではやはり不味い。

この魚、珍しくない程度に釣れるが、狙って釣れるものでもない。
わりと大きかったので釣り場で血を抜き、腸を取っておいた。

それを山椒味噌に漬け込んで焼くと、それなりに食える。
進んで持ち帰る気にはならないが、鈎を飲み込まれた場合は食べてあげよう。

さて、タカノハダイをの味について調べると、美味しいという説もかなりある。
どうもこれは、定置網などで捕れる、沖のほうに生息する個体のようでもある。

磯で釣ったタカノハダイを2度食べたことがある。
刺身と塩焼きで食べたのだが、もう3度目は無いと思っていたぐらいだ。

因みにその季節は夏で、メジナも夏は美味しいと言い難い。
もしかすると、メジナ同様冬なら少しは美味しくなるかも知れない?

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2010年7月12日 (月)

カワハギとカサゴの刺身

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岩場を歩いたり、狭いポイントで踏ん張っていると疲れる。
そんな疲れもなんのその、帰ったら直ちに調理だ。

久々のカサゴは皮を炙って刺身に。
カワハギは薄造りで肝和え。

前回釣った2枚は抱卵中で、肝は極端に小さかった。
今回は3枚とも卵は無く、小さいもののそれなりの肝があった。

カワハギはやはり肝和えだ。
開票報道を見ながら、少し呑みすぎたか。

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2010年7月11日 (日)

またカワハギを狙って

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先週、思いがけなく釣れたカワハギだが、今日はこれを狙って出かけた。
私等の場合、狙っていくと釣れないものだが・・・

今回は珍しく9時半頃釣り場に到着。
朝遅い息子だが、前回良型をつり上げたもので今日は少し早起き。(これで?)

到着後、まずは餌のヤドカリを捕る。
今日は潮が引いて捕りやすく、5分もあれば100個ほど捕れる。
それを餌に、もう狙わないと言っていたカサゴ用に、まず竿を1本ぶっ込んでおく。

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なんと、開始早々カワハギより先に23センチのカサゴが釣れる。
狙わないで行くとこんなもんだ。

肝心のカワハギ狙いは足下を釣る。
ベラやフグが頻繁に釣れるが、アタリもなしに餌が取られる事もしばしば。
たぶん居るぞと確信。

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と、確信したものの、簡単に本命は釣れてくれない。
2人であれだこれだと言いながら、先に22センチを釣り上げたのは息子。
やはりカワハギは居るようで、さらに30分後20センチをまた息子が釣る。

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私もあれこれ仕掛けを変えてみたりするが、本命は釣れない。
本命は釣れないものの、今日最大の27センチタカノハダイを釣る。
引きが強くスリリングだが、あまり嬉しくない。

1枚ぐらいは何とか釣りたいと真剣に挑むが、相変わらずベラやフグが多い。
それでもなんとか、終了2時少し前に小さめながら本命を1枚。

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左は私等の餌で右は猫の餌。

タカノハダイは美味しくないと定説だが、そこは工夫次第。
まずは釣ったら直ぐに血抜きをし、腸を取っておく。
和風なら味噌漬け、ニンニクやハーブで香りを効かした洋風の方が良いかな。

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2010年7月 9日 (金)

ヤブカンゾウ

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今、田んぼの畦道などに咲いているヤブカンゾウ。
春には新芽が、今は花と蕾が食べられる。

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知る人ぞ知る金針菜と同じであるらしい。

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花と蕾の三杯酢。

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メジナの丸揚げにあんかけ。
色合いは三杯酢のほうが良いが、味はどちらも野草山菜とは別格。

乾燥させて酒にも漬けよう。

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2010年7月 7日 (水)

シロソウメンタケを食べる

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梅雨時にしか生えないシロソウメンタケ。
食べられるとあるが、多く集めるのは根気がいる。

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やっとこのぐらい集めたが、まるで千切り大根のように見える。

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イメージはシラスで、さっと茹でてワカメとキューリの三杯酢にした。
味は特にないようだが、感触がちょっと面白い。

何の変哲もないような三杯酢だが、希少価値はかなり高い。
私的にはもてなし料理だ。

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2010年7月 5日 (月)

2度目のワラビ採り

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ワラビは毎年同じところで2回採っている。
最初は4月か5月に生え、その後下草刈りで全部刈られる。
刈られた後、6月にまた生えてくる訳だ。

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採ったのは6月も終わりの頃。
さすがに北海道でも、ワラビの季節は終わっているのではないだろうか?

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一晩アクを抜き、叩いてヌメリを出し納豆と合わせる。
ジメジメと嫌なこの頃、ネバネバで元気が出るか?

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ワラビを採りたい人は、成長したワラビを見つけておこう。
ワラビは里山でも生えている場所は限られる。
その場所を覚え、来年の春にそこを探すのだ。

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2010年7月 4日 (日)

ヤドカリを餌に釣れたのは

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昨日の土曜日、時々小雨という予報を信じ、5週間ぶりに真鶴の磯へ。
着いたのは12時頃、まだ潮位は少し高かったがいつもの岩場へは渡れる。

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その前に餌のヤドカリを捕るが、うねりの波と風で水面下が見えにくい。
5分で済むところが30分ぐらいかかってしまう。
今回の餌はヤドカリのみで、まずは足下に放り込んで昼食。

昼食を済ませ、さあ久しぶりの釣りと意気込んだところに・・・
雨! それもかなり強い!! あっと言う間にびしょ濡れ!!!
濡れることは覚悟の上だったが、しばらくどうしたものかと迷う。

迷う内に小降りになり、濡れても寒くないので釣り続行。
蒸し暑い中、むしろ心地良くも感じる。

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狙いはいつもカサゴだが、でかい鈎にニシキベラやネンブツダイがかかる。
しかし、本命のアタリは無く、それどころかアタリが無くても餌が無くなる。

これは・・・ もしかして?
いつもはカサゴオンリーの鈎ばかりだが、小物用に持って行った鈎に交換。
何度か餌を取られたが、予想は的中。

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やはりカワハギで、20センチ弱だが予想していなかった獲物に満足。

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その後さらに、カワハギ以上に予想もしないメジナがヤドカリ餌で釣れる。
ここはうねりでサラシが出来ていて、下にメジナがいても不思議はない。

これを見ていた息子も、カサゴを諦めカワハギ狙い。
この辺りからうねりが増してポイントが狭くなり、2人並んで釣るのは窮屈。
釣りは息子に任せ、私はいつもの貝の他、あるもの(いずれ公開)を探す事に。

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その間息子には、飽きない程度に子メジナやニシキベラ・フグなどが釣れる。
そしてやっと、急に本命に変わった(笑)カワハギが釣れる。
こちらは24センチで、これを見て私も再度釣り開始。

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再開早々大きなアタリがあり、強い引き込みもあったが鈎がすっぽ抜け。
これが何度かあり、さらにでかいカワハギかと期待は増す。
だが、釣れたのは26センチのメジナで、これまた予想外のサイズにビックリ。

メジナはかなりいたようだが、何しろカサゴ用の竿と重りに小さい鈎。
道具のせいではないだろうが、次回はカワハギ・メジナ狙いを用意して行こう。
もちろん餌はヤドカリオンリーだ!!!

写真は無いけど、久し振りの刺身は新鮮コリコリ旨かった。

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2010年7月 2日 (金)

アメリカウラベニイロガワリを食べる

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ここ数年、決まったところに生えるアメリカウラベニイロガワリ。
今年もこの時期に、予想通り生えてきた。

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この色からして気味が悪いのか、蹴飛ばされることも少ないようだ。
おまけに傷が付くと立ち所に青黒く変色するから、なおさら気味が悪いか?

おかげで食べる人もまた、少ないのかも。
肉質はしっかりして、美味しい方だと思うのだが。

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特にトマト料理にあうようで、今回は簡単で美味しくナポリタン。
キノコパスタは数あれど、レストランでも食べられないだろう。
知る人ぞ知るも、この時期しか食べられない。

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他に見つけたイグチ類。
左はでずっしりと立派だったが、囓ると苦かったのでニガイグチ系だろう。
右はあましょくみたいだが、どちらも同定するのは難しい。

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2010年7月 1日 (木)

オオホウライタケを食べる

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昨年秋、食べるつもりでいたらそれきり生えなかった。
食べられると記してある図鑑はないが、少なくとも毒は無いようなのだ。
ネットではわずかに、美味しくないというのがある。

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毒が無いなら食べてみよう。
柄は硬いので、カサの部分だけを食べることになる。

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キノコの味自体を確かめるため、油で炒め、醤油を少しだけで調理。

噛むとシャキシャキ感はあるが、それほどはっきりしたものではない。
好んで採らないような普通の天然キノコの味で、美味しいとは言えない。
かと言って不味い訳でもなく、メインの他の具としては良いだろう。

次は汁物で出汁が出るか試してみよう。

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