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2010年6月29日 (火)

和辛子作りに挑戦

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セイヨウカラシナの種から和辛子を作ってみる。

種はそのまますり鉢で擂っても上手く擂れない。
一晩水に浸してからだと、ふやけて上手く擂れる。

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擂る途中で早くも鼻にツーンと来る香り。
これは期待が持てるぞと、ちょっと舐めてみる。

しかし、わずかに辛みはあるものの、期待した辛さとは程遠い。
粉辛子は練ってからしばらく寝かすと辛さが増す。
これもこのまま寝かせてみたが、いくら時間をおいても辛さはそのまま。

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仕方なくこれを乾燥させ、またすり鉢で擂って粉辛子にしてみる。
それを今度はお湯で練り、時間をおいてみたが、香りも辛さも期待はずれ。

結果としては、只単に粉にしただけでは不十分なようだ。
見た目は地がらしのように見えるが、やはり特殊な製粉法があるのだろうか?

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2010年6月27日 (日)

都合良く雨が降って

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形良く生えたテングタケ。

この週末は予報と違って雨になった。
おかげで3日前とはがらりと変わってキノコの姿があちこちに。

今日は久々の丸々1日休日。
午前中から小雨がぱらつく近くの公園を探歩。

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お目当てはこのアメリカウラベニイロガワリだったが、食べられるのは1本のみ。
他に幼菌が数本目に付き、2~3日後が丁度良いだろう。

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一番多く生えているのはベニタケ類。

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食べられるのもあるが、美味しくないから興味も湧かない。

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黒いのはおそらくオニイグチだと思うが、ここでは初めて見る。
右はかなり特徴的だが、もう少し大きくならないと判らない。

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これらもかなり目につく。

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左はハナヒメホウキタケで、食べられそうだが食毒不明。
右は食べられるシロソウメンタケだが、食べるだけ集めるのに苦労するだろう。

今日は時折小雨が降るだけのようだ。
午後は他にも行ってみよう。

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2010年6月25日 (金)

梅雨の合間に公園で

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梅雨と言っても、このところあまり雨は降っていない。
何か出たかと近くの公園に寄ってみたら、あちこちに引き抜かれた痕。

赤いのはアメリカウラベニイロガワリで白いのはベニタケ類。

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アメリカウラベニイロガワリは同じ場所で数年生えている。
幼菌が数個出ていたが、ここに一雨欲しいところ。
週末から曇りがちらしいが、形良く育つかどうか?

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こちらはテングタケの幼菌が1個だけ。
条件が良ければ、あちこちニョキニョキ出ているところなのに。
これもまた形良く育つか?

梅雨らしい雨が待たれる。
私だけ?笑

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2010年6月23日 (水)

薬酒を作る

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酒は百薬の長と言うが、それに薬効が加われば申し分ない。
と言うことで、薬草を焼酎に漬けてみよう。

薬草と言っても、深山奥深く探しに行くことはない。
身近に生えている、雑草の類で十分なのだ。
雑草と言えど、何らかの薬効はあるのだから。

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雑草の手始めに、左からカキドオシ・ヨモギ・ハハコグサを漬ける。

焼酎は市販の25度甲類。
氷砂糖を入れると熟成が進むと言うが、甘ったるい酒は呑みたくない。

瓶も煮沸消毒などというのがお決まりだが、私は綺麗に洗う程度だ。
売る訳ではなく自分で呑むのだから、大して気にすることはない。
1年間置いた桑の酒で問題なかった。(冷蔵庫で保存だったが)

今回はまず、乾燥させた雑草を漬けた。(現在他に4種あり)
この他に、花・野菜・果実、そしてキノコや昆虫なども薬酒になる。


目標100種類!

“百薬の酎計画”の始まりだ。。。

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2010年6月21日 (月)

父の日

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昨日は父の日。

今年もまた、長男夫婦から酒を頂く。
北海道・青森・秋田・新潟と、様々なのもまた嬉しく、久しぶりに一緒の晩酌。
楽しい話題で過ごしたが、あまり変な話題は慎んだ。

何故か?
壁に耳あり・・・ではなく、お腹に耳ありだからだ。

今、息子の嫁さんはお腹が大きい。
2ヶ月後には生まれる予定で、既にお腹の中で聞いているはずだからだ。

そこで私も、
おずいちゃんだよ!いっぱい遊んであげるからね!

と声を掛けるが、どうも “おずいちゃん” が、しっくり来ない。
数ヶ月前から心の中では、しっかりおずいちゃんで準備は出来ている。

だが、いざ言葉に出すと、実に妙な気分なのだ。
まあそれも、数ヶ月後にはすっかり慣れているだろうけど。

いまはただ、無事に生まれ、母子ともに健康であることを願うのみ。

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2010年6月19日 (土)

フネガイを食べる

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磯で採れる貝の中で、一番好きな部類の入るフネガイ。(5月30日)

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数種類あるが、これはカリガネエガイと呼ばれるらしい。
観察より食べる方が目的の私には、詳しい種類はどうでも良い。

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トースターレンジで焼く。

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食べたことがない人は圧倒的に多いだろう。
独特の食感とクセのある味で、食べない方が良い。笑

専ら焼いて食べているが、刺身はどうだろうか?
既に3週間海から遠ざかっている。
そろそろ行きたくなってきたところである。

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2010年6月17日 (木)

アミスギタケで出汁

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アミスギタケは毒はないが、肉質が硬く食用にされない。
それでも、それなりの出汁は出る。
常食するまでもないが、たまに違った味を楽しむにはいい。

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取りあえず乾燥保存。

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梅雨に入ったと思ったら、とたんに真夏日。
こんな日は冷たい麺が良く、乾燥したアミスギタケを煮て冷まし、好みに味付け。

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やや酸味のような出汁が出るので、冷たい汁が良いと思う。
アミスギタケも入れているが、これは飾り。

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2010年6月15日 (火)

またセイヨウカラシナの種を採る

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河原に枯れて立つのがセイヨウカラシナだ。
6日の時点で枯れていたのは2~3割。
それから1週間でほぼ全てが枯れていた。

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中には既に種が落ちたのも多く、今年はこれで終わり。

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集めた種は粗い笊でサヤを分ける。

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丼3杯分はあるか?

この後、残ったサヤやゴミを取り除くのだが、強い風が吹くのを待つ。
扇風機を使っても良いが、風情がない。笑

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2010年6月13日 (日)

イシダタミ

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潮が引いた磯で、転石を起こしてみるとバフンウニとイシダタミがいる。

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石畳のような模様がイシダタミという名前の由来。

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小さい個体が多いが、この時(2週間前)は割と大きいのが目に付いた。
いつもは採ってこないが、粒が揃っていたので久しぶりに酒の肴。

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定番の塩ゆでと、また手間のかかる刺身。
刺身はレイシガイの方が上だが、これもそれなりに個性があって美味い。

このような貝の生命力は結構強い。
海水で洗い、濡らしたまま冷蔵庫で保管すると3~4日は生きている。
海から帰っても慌てて食べる必要はなく、後でゆっくり味わおう。

今日も大潮で潮が引く。
行きたいところだが、残念なことに仕事だ。

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2010年6月11日 (金)

ヒラタケ?

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日曜日に出ていた幼菌は、3日後の水曜にごらんの通り。
月曜と火曜が雨模様で、採るには最適だった。

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ところで、季節的にはウスヒラタケだが、どう見てもヒラタケ。
ただ幼菌の形は、市販されているようなヒラタケとは違い、最初から開いている。
この辺はウスヒラタケか?

ま、それはどっちでも良い。
仕事の合間に狙ってきたが、狙い通りに満足満足。

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今回は豚肉とタンポポの葉を青菜で炒める。
どっちも美味いんですぞ。

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2010年6月 9日 (水)

セイヨウカラシナの種

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早春の川辺に咲き誇った菜の花。
あれの殆どはセイヨウカラシナだそうで、都会近辺ではほぼ全部とか。

それが今、枯れて種が採れる頃だが、日曜日はまだ少し早いようだった。
完全に枯れているのは全体の2割ほど。

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枯れた穂を束にして、レジ袋に突っ込みしごく。

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種が落ちたサヤは大雑把に振るって捨てる。

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30分ほどで小さめの丼1杯分ぐらいか。
後2・3回採れば相当の量になる。

大量に採って何にする?
秋に植え、スプラウトとして食べるため。
と、セイヨウカラシナは和辛子の原料なのだそうだ。

ブログ仲間のOKNOさんが自作マスタードを計画中で、実際に植えている。
その話から、セイヨウカラシナが和辛子の原料と分かったのだ。

種からどうやって和辛子を作るかはこれから調べる。
取りあえず、種だけは確保しておこう。

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2010年6月 7日 (月)

森林浴

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日曜日、仕事の予定だったが延期になってしまった。
そこで昼前、少しゆっくり気分で森林浴がてらキノコ探し。

いつもは仕事の合間に、ポイントを足早に確認し、ついでに運動というスタイル。
たまには時間を気にせず、清々しい空気を吸い、ゆっくり探すのも良いものだ。

が、時間をかけて探しても、食べられるような茸はない。
今年まだ見ていないナラタケが本命だったが、昨日も眼にすることはなかった。

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少々遅かったハナビラニカワタケ。

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こちらは少々早いウスヒラタケ。

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これも少々早いオニノヤガラの花。

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2010年6月 6日 (日)

コヒルガオ

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昨年はヒルガオを食べたが、美味しくなかった。
時期が遅かったか、ヒルガオそのものが美味しくなかったのか?
その時はコヒルガオを探したのだが、見つかったのはヒルガオだった。

さて今年は。
運良く?最初に見つけたのがコヒルガオ。

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食べるところは花と葉、柔らかい蔓先。
因みにヒルガオと違う点は、コヒルガオが葉は広い。

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茹でて水に晒し、三杯酢に。
少しヌメリがあり、野草の中では美味しい方だ。
生で食べられる花を飾るが、時間が経ち少し痛んだのが残念。

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2010年6月 4日 (金)

オニノヤガラ

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昨年見た茶色のアスパラみたいな植物は、ツチアケビだろうという事だった。
が、ついこの前、薬用植物の本を見ていたらこれがあった。

正式名はオニノヤガラと言い、鬼が持つ矢ということらしい。
ツチアケビと同じような植物で、やはり、ナラタケと共生関係にあるそうだ。

先日、こはるびよりさんが見たと言って、去年の記事にコメントを書いてくれた。
去年とほぼ同じ時期に出た訳だ。

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薬用になるのは頭ではなく根茎の部分で、ジャガイモに似ているらしい。
その根茎を薄く切って干し、煎じて飲むと頭痛やめまいに効能があるという。

採ってみたいが、生えているのは震生湖の森。
この辺りの植物は、基本的に採ってはいけないのだ。

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2010年6月 2日 (水)

桑酎

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4日前の桑の木。
実が熟し始めるのは、後1週間ほどか。

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昨年の桑の実を焼酎に漬けて約1年。
良く1年も持たせたものだが、冷蔵庫の隅に入れたまま忘れていたのだ。

果実酒は35度のホワイトリカーが普通だが、25度の安焼酎でも十分漬かる。
砂糖を入れるのも常識らしいが、私は入れない。

当然、甘ったるくはなく、旨い!

後述:百薬の酎No.1

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