里山にも紅葉の時期が訪れたのに、ひたすら下を見てキノコを探す。
あわよくばナラタケが採れるかと期待したが、採れたのはシイタケだった。
シイタケの他に見つけたのはスッポンタケ。
枯れ葉のなかに埋もれるように生えていて、一見しては全く分からなかった。
見つけたのは、偶然踏んづけた時の匂いから。
臭い匂いにスッポンタケが直ぐに浮かび、そっと枯れ葉をかき分ける。
臭い頭の部分は枯れ枝で抑え、柄の部分を少しねじると簡単に抜ける。
スッポンタケの柄はとても脆いが、茹でると弾力が出る。
独特の味わいがあり、シャキシャキ感もいい。
一緒に採ったシイタケもたっぷり入れて、あんかけヤキソバにして味わった。
コメント