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2008年3月30日 (日)

花よりキノコ アミガサタケ

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あっという間に桜が満開。

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週末ではなかったので、花見客はまだ少なかった。

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皆さんは上を眺める中で、私は下ばかり見ている。
前回と同じポイントだが、前回より多く出ていた。

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仲良く寄り添うアミガサタケと桜の花。
良い光景だ。(ヤラセではありませんよ!)

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収穫は前回より少し多かった。

アミガサタケを知ってから4~5年経つか。
去年まで、4月になってから探していたが、花見前から生えていたのだろう。
それでも、ポツポツとGW頃まで生えている。

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今回はハンバーグのソースにしてみた。
まあまあ、美味しかった。

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2008年3月28日 (金)

ムラソイは冬が旬?

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年度末で忙しく、土日も仕事をしているが、半日だけ時間が出来た。

最近、熱燗の楽しみを覚えた息子も、カサゴかムラソイを釣って食べたいと言う。
思い立ったら直ぐにと、11時頃仕事場を出て12時に釣り場へ。

一番近くて期待できるところと言えば、早川の石橋料金所下か。
釣ったことは無いが、いつも通るたびに釣れそうに見える。
今月初めにホンダワラを拾いに来たときも、今度釣ってみようと思っていた。

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ここは小さいテトラポットで、遠くから見た目では歩きやすそう。
だが、テトラはテトラ、歩きやすくはなかった。
一番手前の辺りで釣ることに。

少し波があったが、釣りに支障は無い程度。
息子が釣り始め、私はまず海藻拾い。

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30分ほどで、息子がムラソイを釣り上げた。
22センチのまあまあの型だ。

続いてまた、小さいながらもムラソイを釣り上げる。
こうなるともう、海藻拾いなんぞしていられず釣りを始める。

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しかし、その頃から風が強くなり、波も大きくなってきた。
小さいムラソイを1匹だけ釣ったところで帰ることに。
帰ってから仕事もあるので、あんまり残念な気はしなかった。

カサゴは釣れずムラソイ1匹だけだが、今年初めての釣りで、しかも狙った場所で釣れたのが嬉しい。

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海藻は左のアカモク(ホンダワラ)と右のワカメ。
アカモクはかなり成長していたが、先の部分が食べられる。

ワカメも成長しすぎで硬いが、食べられないことはない。
逆に歯触りがあって食べ応えがある。

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テトラには色んな貝が生息している。
左はカメノテで、結構大きな個体だった。
右はカサガイの仲間で、大きなムラソイの腹の中に、小さいこの仲間の貝が5個入っていて驚いた。

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2時間の釣りで私は1匹、息子が3匹。
全て刺身にし、アラは味噌汁に。

釣ったその日は身が硬いので薄造り、ほんのり桜色が今の季節に良い。
頂き物の上等な酒でまず一口。

あ・・・美味い!
ムラソイを食べるのはいつも夏だが、明らかに夏より今が美味い。
アラ汁にも脂が浮かび、いい出汁が出て実に美味い。

昨年は6月にムラソイを釣って食べたが、これほど美味くはなかったと思う。
ということは、冬が旬なのか?

3匹釣った息子も酒をくみながら大満足。
しばらくはムラソイ狙いが続きそうだ。(カサゴは?)

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2008年3月26日 (水)

ヤブレガサ

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山菜は出たかなあ・・・と、里山へ出かけてみた。

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ちょうど、ヤブレガサが出たばかり。

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これは本当に出たばかりだが、まるで妖怪のようだ。
食べるには傘が開かないのが良い。

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これはツリガネニンジンで、他の山菜はまだのよう?
(あんまり知らないからかも)

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こちらはヨメナで、これもまだ小さい。

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林下には可憐なヤマルリソウが点々と咲いていて、何故かほっとする。

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このスミレもまた、林下には点々と咲いていた。

暖かな春の日差しに、ついこの前まであんなに寒かったのは・・・
と、考えてしまうが、寒いよりは暖かい方が断然良い。

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ダイエットで油物は控えていたが、久しぶりに天麩羅だ。
野の香りが楽しめた晩酌だった。

ヤブレガサはあっという間に傘を開いてしまう。
ちょうど良いタイミングには幸運だったか。

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2008年3月24日 (月)

アミガサタケが生えていた

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いつの間にか、桜の木全体が紅みを帯びてきたと思ったらもう開花か。
木の頂上あたりに、一つ二つと咲いていた。

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この季節はアミガサタケで、前回の投稿は昨年のアミガサタケを食べたばかり。

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毎年、花見が終わる頃探していたが、今年は早めに探してみた。

と、生えているではないか。
ここでは桜の木の下の、ツツジの植栽の周りが毎年のポイントだ。

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小さいながらも数は多く生えていて、早い時期が多く生えていたのか?
あるいは今年は多く生える年なのか?

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小さくても数は多く収穫。

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夜はバターで炒めて食べるが、やはり乾燥品より生が良かった。

これからしばらくはアミガサタケ探しだ。
ついでに花見。

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2008年3月22日 (土)

乾燥アミガサタケ

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これは春一番に出るアミガサタケというキノコ。(昨年3月31日)

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正式にはトガリアミガサタケらしい。
右に落ちているのは桜の花で、花見の時期に写したものだ。

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その時期に採ったのを、乾燥保存しておいたのだが忘れていた。
ヨーロッパでは、生より乾燥品の方が珍重されるのだそう。

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これを水で戻すと、ごらんのような濃いスープ?が出る。

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パスタだと、スープの効果はあまり分からなかったが、生のほうがが良いな。

花見の季節に出るキノコだが、もうすでに出ているかもしれない。
公園でも見られるキノコだから、桜ばかり見てないで、下も見よう。

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2008年3月20日 (木)

ホンダワラを乾燥保存

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海藻ホンダワラ、上が若くて食べ頃で、下は成長して硬く、食べるには向かない。

この海藻は暖かくなると枯れて時期が終わる。
そろそろ終わりなので、保存してみたくなる。

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これはさっと茹でてから干したが、緑色が良い。

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こちらは水で洗い、そのまま生干し。

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上が茹で干しで、下が生干し。
乾いたら見分けがつかなくなってしまったが、香りが強いのが生干し。

水で戻しても、どちらか見分けがつかない。
戻す時間も少々長く、茎は硬いので取り除いてから戻すのが良い。

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戻して刺身のつまに。

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味噌汁に浮かべるのも良いが、お椀に乾燥品を入れても戻るのが遅い。
味噌汁を作る段階の、最後に入れるのが良いだろう。

今週末仲間と真鶴へ行き、この海藻を教えてあげたいが、仕事になりそう。

今日の春分の日も仕事。
春の嵐になってしまって、仕事をするにはちょうど良い。

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2008年3月18日 (火)

ハチノスタケから出汁

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これはハチノスタケというキノコだ。

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ひだが蜂の巣模様だからなのだろう。

このキノコは硬くて食べられないが、出汁が出るという事を知ったのは昨年。

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一昨年はかなり多く眼にしたが、昨年採ろうと思ったら意外に少なかった。

写真の数だけ乾燥保存しておいたのだが、忘れていた。

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物は試しと、水に浸して戻す。

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そして、昼の定番蕎麦の出汁にした。

素朴だが、独特の出汁が出て、私としてはお気に入り。
キノコ自体も入れてみたが、こちらはさすがに硬くて食べられない。

北国で育った私は、何でも保存したがる。
この他のキノコも乾燥保存しておいて忘れていた。

アミガサタケなどはもう1年になる。
そろそろ出る頃だから、早く食べてしまわなくては。

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2008年3月16日 (日)

春になったなあ

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オカメザクラ

3月半ば、さすがに暖かくなった。
この週末は仕事だが、暖かさに誘われ合間に近くの公園を散歩。

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しだれ梅?

梅もまだ咲き誇り、オカメザクラも満開に近い。

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アジサイの若芽

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春になると、その時期も終わるのが椿か。

故郷の町には、北限の椿自生地がある。
いつ頃がシーズンなのか思い出せないが、観光スポットになっていたと思う。
それほど遠くない、ましてや住んでいた町なのに、一度も行ったことがない。

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エノキタケもまだ生えていたが、おそらくこれで終わりだろう。
ここでこの冬は、5回ぐらい採れただろうか。
随分楽しませてくれた。

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散歩中風が出てきたが、心地よい風に感じる。
水面の波紋も、寒く感じられなく見えてくる。

春になったなあ・・・

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今期最後であろう天然エノキタケの蕎麦を味わう。

さてまた、仕事に掛かるとしよう。

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2008年3月14日 (金)

磯遊び タコを手掴み

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真鶴の磯場へホンダワラを拾いに行った日。

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ゆらゆら水に漂う様を写していたら、なんと足下に大きなタコが・・・
写真を撮るなどしていたら逃げられる・・・などと考える間も無く、体が動く。

網などの道具は何も無く、ただ手掴み!!!
頭(胴)をがっちりと掴み、“獲ったどー”と、叫びたくなったぐらい。
ずっしりと重い、過去最大級のタコを手に、急いで帰る。

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帰って計ると、1,8キロの堂々たるタコだが、4本の足は再生中。
ウツボとの格闘の名残だろう。

塩をまぶして賢明にぬめりを取り、頭と足半分茹でる。

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生ダコの刺身は薄くそぐと、新鮮さゆえか身が反り返る。
茹でダコと共に、噛むほどに味が出て実に旨い。

刺身に少し飽きたところで焼いてみるが、これもまた旨い。

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調子に乗って、翌日用の生ダコをぶつ切りにして焼いてみる。
これもまた旨いが、皮の部分に塩気が多い。

翌日はホンダワラを入れた頭(胴)の三杯酢。
そして家族に一番好評だったのが唐揚げ。
旨い、実に旨く、ビールが瞬く間にのどを過ぎていく。

内緒だが以前この場所で、掌大の片想いの貝を拾ったことがある。
もちろん浅い足下で、散歩中?の片想い貝が拾えたのだ。

まあこれだから、磯遊びは止められない。
今週末は仕事で、次は23日前後の大潮に行くとしよう。

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2008年3月12日 (水)

磯遊び ホンダワラを拾いに

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春の大潮、潮が引いた真鶴の磯場へ、ホンダワラを拾いに出かけた。

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ホンダワラはこの時期であれば、磯の波打ち際に見ることが出来る。
磯場であれば探すのはたやすい。

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そのホンダワラ、上が若い葉で下が成長した葉。
食べるにはもちろん若い葉が良い。

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生長したホンダワラの、長丸の部分が気泡。
これが大きく多いのは成長したもので、硬くて食べるには向かないだろう。
それでも葉先の部分なら大丈夫かな。

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前回、食べたら意外に美味しかった。

そこで、北国食品保存文化で育った私は、長期保存を試みる。
生干しと茹で干しにするだけだが、干し上がったら食べ比べてみるとしよう。

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同じ磯場でこの季節、よく見るのがこの海苔のような海藻。

海藻を区別するのは難しく、名前は良く判らない。
だが、囓ってみると甘く柔らかい。
試しに採って味噌汁に入れてみたら、ワカメのような食感で別な風味。
これもまたなかなか美味しかった。

この日、ホンダワラを撮影中に、あっと驚くものを手に入れた。
その話は次回。

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2008年3月10日 (月)

ふきのとうで晩酌

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寒くて足が遠ざかっていた里山では、いつの間にかふきのとうが咲いていた。

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すでに採られた跡や、開ききったのも多く、いつもながら来るのが遅い。

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このふきのとうを、焼き味噌風に作ってみた。

軽く湯がいたふきのとうを刻み、味噌・酒・砂糖・出汁で練り、葉にのせて焼く。
なかなか風情があって気に入った。
味噌汁に浮かべるのも、季節を味わえて良いものだ。

昨日はまた一つ歳を重ねた。
今は亡き親に、健康に産んで貰ったと感謝し、頂き物の酒を呑む。

新世帯を持った長男夫婦も旨い酒を持って来て、また呑む。
おかげで今日は、ゆっくり起きて午前中はお休み。(二日酔い)
午後から頑張って仕事だ。

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2008年3月 8日 (土)

早春の里山へ

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3月に入ると、さすがに暖かさを感じてくる。
仕事の合間にちょっと里山へ。

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久しぶりに来てみたが、今年も山芋堀の跡があちこちにボコボコ。
何かの球根らしき物を埋めといてあげる。
穴は埋めとかないとなあ。

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林下には根を出したドングリや、誰にも採られなかった栗。
ここから成長して、それぞれの木になることは、無いだろうな。

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エノキタケのシロには幼菌がまだ生えていて、おそらくこの冬最後か。
傍に美味しそうな新芽は毒草トリカブト。
山菜採りでは要注意。

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その山菜の王者?タラの芽は、まだまだ先のよう。
今が盛りはふきのとう。
今夜はふきのとうで晩酌。

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2008年3月 6日 (木)

磯遊び ホンダワラは美味い

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日曜日、早川港で魚釣りを見た後、その先にある石橋料金所の辺りへ移動。
少し潮が引いている磯へ。

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まずは転石の下にいるイシダタミを少し。
波打ち際の、ほとんどの転石の下に生息しているので、採集はわけない。
これを茹でると立派な酒肴となる。

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貝類は年中採れるが、今の季節しか生えないのはフノリ。
4月いっぱいぐらいにで姿を消す。

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こちらも今の季節しか生えないホンダワラ。
最近、“アカモク”という名で売っているが、これがなんと食べられる。

採集は至って簡単、ただ拾うだけ。
磯に行けば、今なら探すのに苦労はないはず。

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水面にちらちら見える茶色いのがホンダワラだ。

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この日の収穫は左写真がホンダワラ、右は上がイシダタミ・左はフノリ。
右下は、何だか分からないけど囓ったら甘かった海藻。

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海藻はいずれも茹でたら緑色に変化。
(ここからの写真は酔っていたのでややピンボケ)

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フノリは刺身のつまに、分かんない海藻は飾りだけ。

ホンダワラはヌメリがあり、たたいてトロロに。
これ、結構美味い!

ワカメと比べては勿論劣るが、素朴でなかなかの物。
味噌汁に浮かべても、磯の香りが漂いかなりお気に入り。

なんたってワカメよりははるかに拾いやすい。
この次はもっと詳しくレポートしましょう。

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2008年3月 4日 (火)

久しぶりに早川港へ

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早川港の提灯型灯台。

日曜日、久しぶりに丸一日お休み。
しかし、土曜日に少し呑みすぎて、午前中はゆったり。
暖かかったので、久しぶりに海を見に行くことに。

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これまた相当久しぶりの小田原漁協。
ここの2階には食堂があるが、すでに昼飯は済ませた後。
まあ、昼時はいつも混雑しているから入らないけど。

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早川に着いたら空は曇り、風が吹き寒い。
そんな中でも釣り人がいて、小魚が釣れている。

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釣れている小魚はトウゴロウイワシ。(左)
しかし、皆さんが熱心にトウゴロウを狙っているのに?釣れてくるのは稚鮎。

稚鮎は採補禁止なのだが、とまあ、釣れてくるのは仕方がない。
リリースしても死ぬ確率が高いから、持ち帰って食べてあげた方が良い。

右写真のコイワシは、夜、天麩羅やかき揚げになるのだろう。
美味そうだなあ。(稚鮎は釣れちゃったらコイワシと呼ぶ)

もう少し暖かくなったら釣り始めだ。
モチロン、コイワシではなく、あくまでトウゴロウイワシ狙いだ!
(釣れちゃったらしょうがない・・・)

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岸壁に何故か干物状態のゴンズイが。
夜釣りで釣れたのだろうか?こんなに釣れるなら、釣ってみたい。
冬に釣って食べたことはないが、夏より美味いらしい。

ゴンズイの傍にはワカメ、この岸壁にはワカメがいっぱい生えている。

ワカメなどの海藻は今が旬。
そう、この日はただ港を見物に来たのではなく、海藻を拾いに来たのだ。
この後海藻を拾いに移動。

その話は 次回。

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2008年3月 2日 (日)

菜園のふきのとう・菜の花

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仕事場の軒下菜園ではふきのとうが開いた。

4~5年前、隣町の知り合いからわけて貰った株から毎年咲かせている。
昨年、だいぶ間引いてしまったせいで、今年は少し。

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菜の花も食べ頃に咲き出した。

この菜の花は、畑の脇に抜き捨てられていたのを、拾って移植したもの。
無事に根が付いて咲いてくれたが、花を楽しむより食べる方とは、ちょっと申し訳ないような気もする。

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これは、市販の小松菜の根を植えてから育った蕾。

この冬は育つにつれ、外側の葉から何度も収穫した。
蕾も花も食べられるが、まだ早いか。

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菜園からは今年の初物。

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ふきのとうは好物の煮浸しで苦みを味わう。
苦みは、冬の間に溜まった毒素を排出してくれるらしい。

菜の花はイカゲソと酢味噌和え。
土曜日だったので少々呑みすぎ。

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