北国から りんご
北国に住む叔母からりんごが届く。
りんご農家から、箱ごとごっそり買った“クズりんご”だそう。
尻まで赤いものを選んで切ってみると、思いのほか蜜が入っている。
北国ではこの程度のりんごでも“クズ”扱い。
色や形などが不揃いでスーパーには並べられないということか。
それでも、近くの安売りスーパーのよりは上等のようだが。
子どもの頃、おやつなど無い時代の冬、トラックでりんごを売りに来る。
りんご箱(今の段ボール箱2個分くらい)で、2・3箱買いだめする。
外は雪。
毎日毎日剥いて食べるので、包丁での皮剥きは小学生の頃から上手い。
生食も飽きてくると、ストーブに載せて焼りんご。
上品にも白ワインで煮たりする。
皮も気にならずに食べられる。
砂糖は程々に、酸味を楽しむ。
毎日食べるのが良いのだが、毎回剥くのが面倒・・・でしょ?
多めに作って冷蔵しておけば、しばらく食べられるので楽。
仕事仕事と言って故郷には7年帰っておらず、叔母にも7年会っていない。
電話での声だけは元気そうだが、随分歳を取ったようだ。
また顔を会わせるときまで元気で居て欲しいが・・・
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