八沢の森で食べられそうなキノコが
友人 I 君の家は秦野市の西の端の方に位置するが、さらに端に行けば八沢地区がある。
松田町に抜ける曲がりくねった細い道の下に川が流れている。
辺りに人家は無く、深い沢は樹木が生い茂り日の光が届かずいつも暗い。
春、野草を探していた折に偶然下りてみた川だが、その先は秋になったらキノコが出るのではと密かに期待していた所だ。
ここには2週間ほど前に来てみたのだが、猟銃を肩に下げた人が数人。
間違えて撃たれるのも嫌なので即退散。
写真のように禁止区域の看板があるのだが、特別に有害鳥獣駆除をしているようだ。
この日は猟師はいなかったが、猪用なのか大きな罠が仕掛けてあった。
昼なお暗き鬱蒼とした森の中だが、雨が少ないからか渇き気味。
キノコを探しても暗くてなかなか見つからないが、目が慣れてくると幾つか見えてくるも枯れた状態の固体ばかり。
それでも、遠目からでもはっきり判る白い(少し黄色味)キノコを発見。
一見ヒラタケのように見える。
図鑑で調べると、ウスヒラタケのようだ。
名前の通り薄くて透き通って見える。
ウスヒラタケなら食べられるが、ひだにぶつぶつが多いのは何だろうか。
一つ見つかるとすぐまた見つかるもので、今度はいかにもキノコらしいキノコ。
この姿はショウゲンジか?
図鑑ではおなじみの虚無僧のような形はすぐに名前を思い出せたが果たして?
ショウゲンジなら美味いキノコらしいが、初めてなので採らないでおく。
食べられるキノコもあるようだが、今年は写真を多く撮っておき調べるだけにする。
自分で食うとなると、顕微鏡で胞子まで調べる必要もあるな。
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