今回の茸シリーズ最後は、この見るからにテングタケの仲間であることは間違いないと思われる菌。
これもまた特定するのが難しい。
ここでは幼菌と成菌が上手い具合に3本生えていたので、成長の過程が分かる。
成菌は、高さ15センチ、傘の径5センチでテングタケの中では小型の部類か。
図鑑からは、食べられるツルタケに似ているようでもあるが、ツルタケダマシという毒があるのにも似ている。
この仲間は他にも毒がある菌が多いので、食べる気を起こさないよう特に思う。
愛読している1988年の初版本で、この中に1000種近くが載っているそう。
暇なとき眺めるだけが殆んどで、実践の役にはあまり立っていない。
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