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2006年8月31日 (木)

北国から ジャガイモ

北国の親族Sさんよりジャガイモが送られてきた。
今年はヤマセと呼ばれる北東風が吹く寒い日が多く、十分に育っていないそう。
そのせいで、中は腐っているものもあるそうで、選んで食べてくれと。

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土にまみれたジャガイモを洗ってみると、綺麗なアカイモ。
左側、普通のジャガイモに見えるのがキタアカリで、右がアカイモ。

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普段はあまりイモ類を好まないのだが、まずは丸ごと茹でる。
実はキタアカリとアカイモはまだ食べたことが無いので期待が膨らむ。
茹で上がったのをそのまま味わうと、どちらも普段食べているジャガイモとは明らかに違う濃厚な甘さとほくほくした食感に驚き、瞬く間に食べてしまいもっと茹でろと催促。

キタアカリは黄色いのでポテトサラダに。(写真では分かり辛いがかなり黄色い)
見た目にも普段とはちょっと違うのが美味しさを増してくれる。

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男爵とメークイーンはカレーに、茹でたのをそのまま添えて。
家族には大好評でしたよ、Sさんありがとう。 また頂戴。

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2006年8月29日 (火)

エゴマでキムチ

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エゴマ油は体に良いらしいが、油を取るのが目的ではなく、青紫蘇のように食べるつもりで仕事場の軒下に植えてみた。
元々エゴマを改良したのが青紫蘇だと、何処かで聞いた気がするが。

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青紫蘇のように強い植物らしく手入れも必要ないようなのだが虫には食われる。
美味しいのは虫も同じなんだろう、取っても取ってもまた付いてくる。
殺虫剤は勿論使わず、虫は手で取り除くのだが、何処から湧いてくるのか?
目論見ではわんさか茂っていて食べても食べても食べきれない、ハズだったが。

韓国では普通に焼肉を巻いて食べているらしい。
青紫蘇の先祖?らしく香りが濃く、葉は厚くて食べ応えがある。
刺身のツマよりは焼肉を巻いて食べる方が向いているようだ。

でも私は違う調理で食べるのが目的。
尊敬する白土三平氏の著書に、エゴマのキムチを紹介している記事がある。
氏は、朝鮮出身の老婦人に作ってもらっているそうだが、読んだだけでも唾が出てくるようで、絶対食べようと思いつつ2年経ってしまった。
今年は春に、ホームセンターで苗を見るなり即購入。

Photoキムチを最初から作るのは困難だろう。
簡単に作るには市販されているお気に入りのキムチを買ってくる。
キムチに良く洗ったエゴマの葉を漬ける。
ただそれだけ。
(青紫蘇で代用してもいい)

翌日には食べられる。


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何と言ってもご飯をエゴマキムチで巻いて食べるのが美味い。
白土氏もご飯が進んで困ると絶賛している。
ホントに美味い!

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2006年8月27日 (日)

毒キノコで死亡するなんて

今日の新聞に、宮崎県でニセクロハツを食べて死亡との記事があった。
クロハツと間違えたのだろうが、手持ちの図鑑でも紛らわしいので食べるのは禁物と記されている。
命を賭してまで食べる、という価値があるキノコなのだろうかと興味はあるが。
やはり、危ないキノコは食べるべからず、でしょうな。

私はこれから未知のキノコを積極的に探し、調べ、あわよくば食べようとする魂胆だが、まずは毒キノコを探すことを目標にしたほうが良さそうだ。

06822_5_l_1もう2回掲載している左のキノコは、どうやらオオシロカラカサタケであるようだ。
残念ながら毒キノコ。

南方系で、熱帯・亜熱帯に多いそう。
日本も亜熱帯に入りつつある、という話もあるが、こうしてキノコを調べていて、なるほどと感じることができた。


Dsc09677_l 右のキノコは今日の散歩で見つけたもの。
高さは10センチで、傘は5センチ。
ずっしりと重い。

2本の傘が融合しているのか?

何となく食べられそうだが・・・
これからしっかり調べよう。

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2006年8月25日 (金)

同じ場所で同じキノコが

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近くの公園を週に1度は散歩しているが、このところ新しいキノコは見つからない。
雨が少ないからなのかと思っていた先日、7月29日の記事と同じ場所に同じキノコが同じように群生していた。

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左:7月27日   右:8月22日

もう今年はこの場所で、このキノコが生えることは無いと思い込んでいたので驚く。
毎年同じ場所に生えることが多いのは知っているが、シーズン中何度も(?)同じ場所に生えることもあるのだと改めて知る。
ひょっとしてコムラサキシメジもと、辺りを見回したが見つからず。

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1ヶ月前に見つけた時から図鑑で調べてはいるが、未だに判らないでいる。
今回気が付いたのは、柄が細くて中空であることと、抜いてみると以外に長いこと。
傘計18センチに対し柄は25センチあった。
この場所は腐葉土が厚く、少し傾斜地になっているので思ったより深いところから生えているようだ。

手持ちの図鑑では似たようなのがあるが、確信は持てない。
そもそも1冊の図鑑では物足りない。
たとえそのキノコであっても、写真写りの良し悪しや、個体差もあるだろう。
(余談だが、私自身写真写りが悪く、実物とは違う!と思っている。関係無いか。)
大体図鑑の中では1種類1枚が殆んどで、別な角度とか色々見たほうが判別しやすくなるだろうから、別な新しい図鑑を数冊用意した方がいいようだ。

ンーーン、金がかかる。

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2006年8月23日 (水)

週間ココログ・ガイドに紹介される

ココログ事務局から、ココログガイドに紹介されました。と連絡があった。

[家庭菜園~神奈川・真鶴近辺の磯遊び] シーガルハウス:おいしい生活
[家庭菜園~神奈川・真鶴近辺の磯遊び] シーガルハウス:おいしい生活
http://seagull-house.air-nifty.com/taste/

自ら採ったキノコや魚介類を、自ら調理して美味しく食べている管理人さん。自然の中で遊ぶ楽しさと同時に、いざというときのサバイバル術も学べそうです。


こんな風に紹介されているが、何かとても気恥ずかしい。

もともと仕事用のHPを検索にかかりやすくなるようにと、更新数を多くするために始めたわけで、特に自分の主張があるわけではなく、ただ趣味の事とか身の回りの事を書いているだけなのだが。

こんなブログでも、多い日には100件(仕事用ブログと合計で)もアクセスがあったりする。
嬉しくもあるが、稚拙な文や内容に気恥ずかしく思うこともある。

だからといって、これから特に力を入れて書くことも無い(第一書けない)と思う。
自分の目線で遊び、ついでに採って作って食べる事ばかりになるだろうが、偶然にもこのブログを見てくださる方が、少しでも目を留め ヘエーっ、と思ってくださるような事が書けていたら嬉しい、かな。

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2006年8月21日 (月)

磯遊びに行けない時は白土三平氏の本で  ハコフグ

相変わらず暑い日が続いているが、今年泳いだのはまだ1回。
天気が良く、波も穏やかで、しかも潮が良く引く大潮時が一番楽しい。
今週半ば頃がその大潮時なのだが、行けるかは微妙。

自営業なのだから空いていれば何時でも行ける訳なのだが、仕事が無くても色々と用があったり、天気が悪かったりとなかなか行けるものでもない。

そんな時は、尊敬する白土三平氏の本でも眺めている。

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Dsc09417_l_1その中にハコフグのページがある。

この魚はフグでも毒は無い。
体表に独特の臭いがあるのと、肝が大きく焼く時には大量の煙が発生するので自宅で調理するのはお勧めできない。

が、旨い。ハコフグの中に味噌を入れて焼けばもう絶品。

ハコフグを食べるつもりで行く時は、ご飯と味噌だけ持っていく。
獲れない時は?味噌だけでご飯だが、大抵1匹ぐらいは獲れる。

何匹か獲れたときは浜で解体し、身と肝だけ持ち帰って調理する。
身を刺身にすると・・・これも旨い!!!伊達にフグを名乗っている訳じゃない。
肝は湯がくとこれがカワハギ風(少し磯臭さはあるが)でまた旨い。

ああ、行けないんだから夢でも見ていよう。

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2006年8月19日 (土)

真っ赤なトマト

暑い!

軒下菜園には一雨ほしいところだが、トマトには好都合のようだ。
もともとトマトは乾燥地帯が原産地だから、雨が多いと美味しくならない。
毎日水を与えて大事に育てる必要は無いので楽ではある。

今年は1本の苗(たぶん桃太郎だと思う)から育てたトマトが、既に10個ほど収穫しているのにまだ20個近く実をつけている。
梅雨時に収穫した実は甘くなくて懐かしいトマトの味と書いたが、梅雨が明けた時には少し甘くなって美味しく食べた。

さらに暑さが続いたらもっと美味しくなるかもと、水も与えずに待っていたら期待に答えるべく、見事に赤く熟してくれた。

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Dsc09606_l_1 今までのトマトより一層赤みが強く、見るからに甘そうに熟したのであるが、この画面でその赤みを伝えるのは難しいようで残念。

現物は惚れ惚れするぐらい見事に赤いトマトなのだが。

夕食まで冷やしているのでまだ齧っていないが、甘くて美味しいはず。

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2006年8月18日 (金)

磯遊び これは天草か?

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ここは良く行く真鶴半島の磯。
上の写真で、右下のゴミに見えるのは打ち上げられて乾いた海藻。
打ち上げられた海藻は、ワカメやコンブなど大抵黒いものだがこれは白っぽい。

数十年前の小学生の頃、父は夏の一時期天草漁をしていた。
船の上から箱メガネで海中を覗き、フォークのような形をした道具で底に生えている天草を挟んで採る。
その間、小学生の私に船を漕がせるのだが、北国でも夏は暑いし小さな体では体力も無く、飽きるのと疲れるので連れて行かれるのは嫌だった。

採ってきた天草は、干しながら色を抜く作業があり、浜辺に広げて真水をかけ、乾いてはまたかけるという作業を繰り返す。
何度か繰り返すと茶色だった天草から色が抜けて白く(クリーム色ぐらい)なる。
これで完成し売り物になるのだが、この干す作業も手伝わされたものだった。
この時、違う海藻が混ざっていても天草のように白くならず、黒くなるので水をかけながら取り除く。
父は、白くなるのは天草だけ、と言っていた。(別の海藻もあるかもしれないが)

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打ち上げられて白く乾いている海藻は、もしかすると天草かも?と、夏の海に行くたびにいつも思っているのだが良く分からずにいる。
まあ、ここからトコロテンを作るのは面倒なのと、あまり好みではなかったからか。

生家では旧盆になると必ず母が作っていたので作り方は分かる。
よし、今度拾ってきて作ってみよう。

などと思ったのも、旧盆に亡き母を思い出したからか。

ちなみに天草という名の海藻は無く、数種類の海藻を天草と呼んでいるらしい。

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2006年8月17日 (木)

青紫蘇

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毎年、こぼれ種から必ず芽を出す青紫蘇。
菜園にしてある軒下はもちろんのこと、周りのいたる所から芽を出して来る。
春に一度に芽吹くわけでなく、夏になってから芽を出しているのもある。

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ある程度大きくなった苗をプランターに植え替えて自宅のベランダに置いておき、何時でも摘んで料理に添えている。

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刺身が好きなのでたっぷり添えたり、おにぎりにするのもいい。
一夜漬けや、薬味にも大活躍。

青紫蘇は血液をサラサラにする効果があるという。
今のうちに沢山食べておこう。

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2006年8月15日 (火)

黒くならないトマト

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普通のミニトマトなら立派なものなのだが

7月23日の記事からの続きだが、黒いミニトマトになるはずなのにその気配なし。
梅雨の間は日照不足で明けたら次々に黒くなる・・・と思いきや、黒くなる前に既に腐って落ちている実が出ているのと、割れが入って腐る寸前のものも。

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前回の記事は3週間余り前で、その時に1個だけ黒くなるのではと思う実があったのだけれど、既に腐って落ちた後。

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今回も1個だけ黒くなる兆しかと思われるも、また割れが入っている。
割れが入っている実を食べても甘さは全く無い。
仕方ないので腐る寸前の実を収穫して調理することに。
甘くないのは料理に向いているのでは、と・・・思いながら、何を作ろうかと思案?

_6_l_13家族は皆余り食欲が無いようで、リクエストはカレーでいいと。
では、ルーにトマトを全て入れる。

ちょっと煮込み過ぎてトマトの形が無い。
味の方もトマトが活きているのか???
それならもっと見た目でトマトをアピールするように作るべきだった。

また今度。

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2006年8月13日 (日)

北国から モズク

_1_l_48北国の親族からモズクが送られてきた。

モズクは北海道から沖縄まで日本全国に生息しているというが、私が行く相模湾では見たことが無い。
一般的には沖縄産ばかり(養殖で年中採れるからだろう)だが、故郷の海でも夏になると何処でも生えていて、小遣い稼ぎにもなったぐらい良く採れた。


_l_50モズクとは藻に付くから“藻付く”という。
藻に付くのを普通にモズクと言い、他に石に付く“石モズク”と言うのもある。
右の写真は藻に付いているところで、下方の色の濃い海藻に付いているのが分かる。

海の中でも石モズクは広範囲に群生し、大量に採取が可能だが“モズク”のほうは単発で海藻に付いているので採取は根気が必要。(小遣い稼ぎは石モズク)

食味も石モズクは少し固めで、モズクは柔らかいゆえに上等品。

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まず食べるのは定番の酢の物で。
ヌルヌルが強く嫌う人もいるが、これがあってこそなので、洗いすぎずに食べるのが良いと思う。
旧盆、ご先祖様を思いつつ・・・一献。

味噌汁にも入れてみたけど、こちらは・・・どうでしょうか?まあ、悪くない。
ご飯と共に汁を吸いつつ、採ってくれた親族にも感謝。

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2006年8月10日 (木)

二十日大根をおろしに

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無農薬なので虫に食われ放題

二十日大根は、20日では収穫できなくて40日ぐらいはかかる。
今年は梅雨が長く、乾燥に弱い二十日大根にとっては良かったようで、乾燥気味になる軒下菜園でも順調に育ってくれた。

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甘酢漬けとおろして刺身に

いつもそのままサラダか甘酢漬けで、他に食べ方は無いのかと考えていた。

魚は大好きで、ほぼ毎晩刺身かあるいは何かしらの形で食卓に上っている。
中でもイカの刺身を作ることが多く、それを生姜や大根おろしで食べることもある。

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その大根おろしを二十日大根で作るときもある。
二十日大根自体辛味があるが、さらにチューブ入りの山葵を練りこむ。

_7_l_11鼻にツーンとくるぐらいの山葵が好きなので、これはなかなか気に入っている。

紅葉おろしの様に、見た目にも綺麗なので白身魚の刺身にはピッタリと自画自賛。

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2006年8月 8日 (火)

磯遊び カニ・ヤドカリ

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左 オニヤドカリ  右 ショウジンガニ

ムラソイ釣りをしていると、カニが餌を追いかけてくる。
このカニはショウジンガニという名で、とてもすばやく動くので捕まえるには厄介だが、餌が傍に来るとこれに目が眩むのか捕まえやすい。
身は独特の甘さがあって美味しいのだが、味噌が磯臭くて少ないのが残念。
だからこそ商品価値が無く、漁業資源になる事も無く、知る人のみぞ知る美味いカニに簡単にありつけて幸せなのだが、近年少なくなってきているよう。
(伊豆の辺りでは、味噌汁で出す民宿などがあるそう)

オニヤドカリもまた市場価値が無さそうで、知る限りでは石鯛釣りの餌しかない。
しかし、ある部分がある美味いものに似ている。

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写真左は殻を割って取り出したところ。
写真中はその尻尾を切り開いたところで、中の白い部分が筋肉。
写真右中央が取り出した筋肉。

06803_41_lこの筋肉を刺身にすると、“あるもの”の刺身に似ている。
少ししか取れないのが残念だが、大きな固体を見つけたら少しは満足できるか。
その“あるもの”とは、おめでたい席などに出る赤い大きな甲殻類のこと。
漁港の網揚場の近くでは、漁師が売れないから捨てているのを見かけるので、声を掛ければもらえる可能性大。

Dsc09501_lヤドカリの頭とカニを味噌汁に。
出汁は出ているが、ヤドカリの独特の爽やかな?風味がまた珍味。
(美味しいかどうかは好み次第)
ヤドカリの鋏と足は、かなり硬くて身を取り出すのには難儀。
可哀想な気もするが、出汁にするだけでもいいんじゃないかな。

Dsc09509_lカニは身を食べるなら塩茹でがいいのだが、面倒なので味噌汁にしてしまったけどちゃんと身を剥いて食べる。

身離れのいいカニで、殻を割るとすっぽり身が抜けてくるのはいいが、なにせ小さいのでこれまた難儀。
まあ一杯飲りながら根気良く剥こう。

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ちょっと抓んだりしながらも最後にはご飯の上に載せられるくらいは残す。

チョッピリ醤油をたらして。

ああ旨かった。
カニとヤドカリに感謝。

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磯遊び ムラソイを食べる

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狙った魚はカサゴだったのだが、今回釣れたのはムラソイのみ。
どちらかといえばカサゴが上等なのだが、姿形が良く似ているムラソイだって食味では負けず劣らずではあるが、やや身が硬いか?
ムラソイの方が浅い水域でも多く見かけるようで、その分やや磯臭さも感じる。
そこがまた良いのだけれど。

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刺身と煮付け

ムラソイは白身の魚で、その日の内はまだ身が硬く、フグのように1~2日寝かせた方が柔らかくなり旨みも増してくるのだが、それまで待てるわけが無い。
獲ったその日に、その話をしながら晩酌するのがたまらない。
刺身はやはり硬いが、コリコリした食感もまた旨みの内だと思う。
それより旨いのは煮付けで、カサゴもムラソイもこれが一番好き。

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アラの味噌汁は内蔵と肝も入れる

刺身を作ったときに必ず出るアラは、捨てるなんてとんでもない。
頭や骨にはまだ身が付いてるし、皮こそまた旨いのでこれを味噌汁にする。
ここで忘れてならないのは肝を入れることで、これを入れないとコクが出ない。

ああ、旨かった。

刺身用の身を半分残し、翌日食べたら柔らかくなって旨みも増していた。
焦らずに楽しみは翌日に、というのもいいかな。

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2006年8月 6日 (日)

磯遊び シュノーケリングで魚を釣る

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泳ぎに行くなら平日に限る。
週末は混んで、朝早く出ても何処かで渋滞に巻き込まれ、駐車場も一杯だったり。
自営業の私、忙しくない日(自営業者としては困ったこと)にいざ海へ。

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左:湘南バイパス    右:石橋料金所

夏休みとはいえ、さすがに平日の湘南バイパスはガラガラ。
それでも終点の石橋料金所は少し渋滞で、抜けるのに10分ほどかかる。
ここから目指す真鶴は30分ほど。

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左:番場浦駐車場    右:駐車場下

真鶴半島先端部の番場浦駐車場に到着。(駐車料・1日¥500)
さすがにここもガラガラで、端っこの木陰に止めていざ海岸へ。
階段を下りてから左方向へ、目的の半島最先端三ツ石までは徒歩15分。

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左:三ツ石     右:釣りの仕掛け

途中、竹藪の中から釣竿用に竹を1本拾っていく。
歩くこと10分、三ツ石の手前まで来た所で歩くのが面倒になり、ここで泳ぐことに。
1年振りに泳ぐので気が逸るが、まずは釣りの支度。
支度と言っても、拾った竹の先端に針と糸を結び餌を刺すだけ。
竹の長さは1.5メートルぐらいが扱いやすい。

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この竿を持って泳ぎながら魚を釣るのだが、釣り方は上の写真。(水中のイメージ)
まず、今回この釣り方で狙う魚はカサゴとムラソイ。
この魚は岩と岩の隙間に身を潜ませていることが多いので、岩の隙間を見つけては餌をそっと送り込む。(上写真左)
割と貪欲な魚で、居れば大抵食いついてくる。(上写真右)

準備万端でいざ水中へ。
ちょっと冷たい感じがしたが、水中は数々の小魚や熱帯魚の稚魚が泳いでいる。
大きな岩の隙間を見つけては餌を差し込んでいくが、なかなか魚はかからない。
30分ほどして、ひときわ大きな岩の下で待望の当たり。

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岩の下の穴の奥から、一気に食らい付いてきたのは20センチほどのムラソイ。
この日は2時間で6匹のムラソイ(最大25センチ)を釣る。
コツは、大きな岩の隙間を探すことで、背が立つぐらいの深さでも十分釣れる。
浮き輪に摑まって波に揺られ、熱帯魚を眺めながらのんびりと。

これだけ釣れたら大満足。
後は帰って晩酌だが、料理の話はまたこの次。

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2006年8月 4日 (金)

シュノーケリングで魚釣り の準備

夏の太陽が照りつけ、やっと泳げるようになってきた。
海辺で生まれ育った私は泳ぎたくてたまらなく、朝起きるや仕事で行ける筈の無い日でも、今日の波の具合をまずチェックする。

昨年も確か、3回ほどしか泳いでいない。
今年も行けないでいるうちに8月に入ってしまい、夏休みで混むのが気にかかる。
毎年、自営業なのだから平日に行けばいい、と思うのだが仕事があると放り出してまではなかなか行けないもの。
ましてや私は、たとえ抱えている仕事の納期に余裕があっても、全部終わるまでは休まないという主義で、仮に行っても仕事が気になり楽しめない。

でも今年は、どうやら行けるようなので早速準備に取り掛かる。
準備と言っても、バーベキューなんてやる訳でないから泳ぐ道具を確認するだけ。

Dsc09488_l_1まずは昨年も使った、ゴーグルやフィンなどシュノーケリングに不可欠なものをチェック。

このほかに、ケガや日焼けから体を守るウェアーが必要で、シュノーケリング用のスーツなどあるのだが、どうもあれは着る気にならない。
専ら私は長袖TシャツにGパンを切った水着、そして厚手のタイツというスタイル。

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と、こんな感じで泳ぐんですねえ。
肌を出さずに泳ぐというのは、とても大切なことなのですぞ。
私が好んで行く岩場では、滑リやすく転ぶだけでも怪我をするのでその予防に。
それに日に焼けないのと、クラゲなどにも多少の効果もある。

まあ、綺麗な肌を見せたい人は砂浜へ行けばいいんですがね。

あと、岩場でサンダルはいけません。
足指や爪を出していると怪我をしやすいんです。(想像しただけでも痛いでしょ)
足をすっぽり包んでくれる靴と、手袋も必要ですね。

Dsc09492_lさて、ただ泳いで海中を観察する、だけではやはりつまらない。
きれいな熱帯魚を見るのはとても楽しいが、美味しそうな魚も泳いでいるのだから。

で、これを釣ろう、それも泳ぎながら。
その道具は針と糸、そして餌。
今回はサンマの塩漬けを用意して。

どうやって釣るのかはこの次。

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2006年8月 3日 (木)

暑くなると甘くなるトマト

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先日梅雨が明けたが、ここ1週間ほどは雨が降らず暑い夏になった。
この間食べたトマトは全く甘くなくて、悔し紛れに昔のトマトはただ甘いんじゃないとほざいていたが、雨が降らずに暑くなったら良い感じに甘くなってきた。
甘いだけのトマトとは違い、程よい甘みと酸味が“美味しい”と感じさせてくれる。

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手入れといえば、枝が伸びる時に盛んに出てくるわき芽を摘んでやるぐらいか。
わき芽を摘まないで放置しておくと枝振りはよくなって逞しく見えるが、実の方に養分が回らないので貧弱な実になってしまう。

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珍客カブトムシと窓辺にアシナガバチが居候

Dsc09419_l_1採れたて新鮮なトマトはそのままサラダが一番かな。

バジルの葉もたっぷりと入れて。

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2006年8月 2日 (水)

この茸は何? 5

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今回の茸シリーズ最後は、この見るからにテングタケの仲間であることは間違いないと思われる菌。
これもまた特定するのが難しい。

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ここでは幼菌と成菌が上手い具合に3本生えていたので、成長の過程が分かる。
成菌は、高さ15センチ、傘の径5センチでテングタケの中では小型の部類か。
図鑑からは、食べられるツルタケに似ているようでもあるが、ツルタケダマシという毒があるのにも似ている。
この仲間は他にも毒がある菌が多いので、食べる気を起こさないよう特に思う。

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愛読している1988年の初版本で、この中に1000種近くが載っているそう。
暇なとき眺めるだけが殆んどで、実践の役にはあまり立っていない。

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2006年8月 1日 (火)

この茸は何? 4

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この場所に生えていた不明茸1・2の群生はすっかり枯れて跡形も無い。
雨が降らないと新しく発生する茸は少ないようで、あちこちにポツリポツリと。

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不明茸1に外見はそっくりだが、傘の径7~8センチとやや小振り。
つばは無く、成長すると傘の端が割れて来るようだが、ひだは白いまま。

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傷をつけても変色することは無く、匂いは普通と言うより少し良い(旨そうな)感じ。
齧ってみると少し甘みがあるようで、かなり美味しい感じがする。
(毒茸でも齧る分には大丈夫だそうで、決して飲み込んではいけない)
全部で10本ほど生えていたので、食べるには丁度いいのだが・・・

分からない茸は食べるべからず。と、肝に銘じる。

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