アカニシ
子供も大きくなり、最近は揃ってドライブなどというのも無くなった。
思えば寒い冬でも小田原・熱海など、海へ向けて車を走らせたものだった。
ただドライブするだけではなく、何かしら晩酌の肴を手に入れるのが主目的。
港に行けば冬は海水も透き通って、より深くまで見ることが出来ます。
岸壁の水面下では、さまざまな小魚や貝、まれにウニ・タコなどがいたりする。
ただ見るだけでは済まないのが悪い癖、当然食べたくなってきます。
そこで長い柄の付いたタモ網でそれらを掬って遊び、更に美味しさも味わっちゃう。
写真の貝はアカニシといって5年ほど前、某港で掬ったもの。
港の中で繁殖しているのではなく、他の漁で昆獲され捨てられたものだろう。
一般に市場に出回っているものは、写真のような大きさがほとんどだが、私が
子供のころ(40数年前)には、この倍ぐらいのが当たり前に獲れていた。
そんな大きなものは、もう口にすることが出来ないだろうな、きっと、残念。
余談だが数ヶ月前飲み屋で、サザエと共に壷焼きはどうですかと進められたが
だいぶ酔いが回っていたので遠慮したけど、食べておけばよかったなあ。
この辺りでは、魚屋ですら売っているのを見たことが無い。
この貝に関しては下記をクリックすると詳しい話が。
http://www.zukan-bouz.com/makigai/sinfukusoku/akkigai/akanisi.html
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