磯遊び タマキビ
磯遊びには、“晩酌の肴を求める” という “ついで” の楽しみがある。
半分は採集する目的に合わせて出かけるが、半分は行き当たりばったり。
むろん何も採れない時だってある。
そんな時でも必ず手に入るものは、やはりある。
このタマキビという、1センチほどの小さな貝は何処にでもいる。
しかもこの貝は水が嫌いとあって水中にいることはなく、殆んど水が掛かることが
無いような場所にも生息しているので、採集に苦労することはない。
あまり小さいので誰も気が付かない、ということもあるかも知れないが。
ほんのちょっと、一掴みほどだけ頂いて茹でて食べる。
爪楊枝と比べて、その小ささが分かるだろう。
あまりにも小さくて食べた気がしないものですが、以外に旨いもの。
普段は一個ずつ、ちまちまとほじくりながら、酒をチビチビと飲るのがいい。
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